君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

軍需産業拡大のいきつく先(1) |君嶋ちか子|日本共産党|前神奈川県会議員

2026年10月10日

●神奈川県平和委員会・神奈川自治体問題研究所・神奈川総研三者で軍需産業研究会を作っていますが、その第二回報告学習会を開催しました。

第一回で報告したとおり、安保三文書以降、日本国内の軍需産業は著しく契約高を伸ばしています。今回も報告は盛りだくさんですから、ここでは三菱重工と宇宙領域(次回ブログ)に絞って報告します。

●三菱重工は何を担い、どう変わったか

<事業構成> エナジー約50% 航空・防衛・宇宙約28% プラント・インフラ約16%

<防衛事業の主要生産拠点> 長崎・神戸・名古屋・相模原・横浜など全国に複数拠点/艦艇・航空機・ミサイル・戦闘車両など

<神奈川県内の生産拠点> 相模原製作所:特殊車両事業部/横浜製作所:艦艇・特殊機械事業(本牧工場:艦艇の修繕・改造など)

<防衛・宇宙>

売上収益:22年度4,749億円 ⇒ 25年度11,445億円

事業利益;22年度1,933億円 ⇒ 25年度4,322億円都(防衛・宇宙部門の売上収益が大きく貢献)

<軍事関連事業の展開>

*スタンド・オフ・ミサイルの開発・量産を拡大

*23年度以降ミサイル関連の受注急増

*米国企業のライセンスに基づく生産も担い、日米の共同生産・供給体制の一翼を担う

*日英伊による次期戦闘機の共同開発

*25年8月豪州は、次期汎用フリゲートとして「もがみ」型を選定。三隻の建造契約

*26年6月迎撃ドローンの量産型試作機を開発

●軍需産業拡大の要素

*米国は同盟国の役割拡大を求めている

*日米の軍需産業面での協力進展(ミサイルの共同生産、日本の生産・維持整備能力の活用)

*日本政府による軍需産業支援(武器輸出規制の緩和、設備投資・生産基盤への支援等)

*三菱重工の事業再編(軍事関連産業を成長分野として位置づけ、事業構成の再編)

●軍需産業拡大のいきつく先

*軍需産業を成長分野と位置付けることにより、資金・設備・技術・人を継続的に振り向ける

*このような資源配分が続けば、軍事需要を前提とした産業・企業構造が形成・固定化される

*民生分野含む他の産業への配分が制約を受ける可能性あり (2026.9.20)

(宇宙関連はボリュームがあるので、次回にまとめます。) 

新着記事

  • 過去の記事

  • facebook
PAGE TOP