●安保法制が強行された日からちょうど11年目の9月19日、国会正門前行動に参加しました。
憲法違反の集団的自衛権の行使容認、それに基づく安保法制の強行成立が2015年の9月11日。焼け跡のような事態から、日本共産党が「国民連合政権構想」を提案したのは、今も鮮やかに憶えています。「安保法制廃止」と「立憲主義を取り戻す」、この二点で手をつなぐことを提案しました。これは広範に受け入れられ、地域を回る中でも「共産党思い切ったねえ」などと話しかけられたりもしました。
●この提案が大きなきっかけとなって、翌2016年の参議院選挙においては、32ある一人区の全てで野党四党による統一候補が擁立され、11の選挙区で自民党に競り勝ちました。共闘は、1+1=2にとどまらない効果を発揮しました。共闘の候補者は、従来の各党支持者を上回る票を獲得しており、投票率も上昇しました。
その後さまざまな曲折があり、共産党の議席は減少、高市政権が316議席という絶対多数の議席の上に、平和と民主主義破壊を進めているのが現状です。
11年を思い返すと、歴史はジグザグを描きながら進むという事を実感します。そのジグザグを通じて、政治の劣化は目を覆うばかり、高市政権の強権ぶりは極まっています。
立法事実も示せない議案提出がおこなわれ、審議時間も著しく短くなっています。
●憲法に対する攻撃があからさまになるとともに、戦争準備が進められています。
ミサイルをどんどん配備し、沖縄の宮古島などには全島避難の計画まで押し付け、自衛隊は負傷した隊員の受け入れ病院要請や葬儀会社との契約まで行っています。
閣議決定で殺傷武器の輸出も解禁し、企業・大学・研究機関も巻き込んで武器の開発製造に励んでいます。
●このような未だかつてない事態に対し、危機感を抱く人たちが国会に集まり、同時に各地で声を挙げています。2015年の強行採決以来続けられてきた「19行動」にもより多くの人が参加するようになっています。2015年の頃と同様に、「今までは政治の事を考えたこともなかった」という人たちが、居ても立っても居られないという様子で「憲法壊すな」と声を挙げているのです。この日も全国330か所で集会が行われていました。
●集会参加の中野晃一さんがスピーチで「自民党政権を止めるためには2028年夏の参議院選挙が天下の分かれ目。そこをめざして、野党共闘がもう一回つくれるのかによって、日本と東アジアの将来が大きく変わる」と述べていました。
私も地域などでしょっちゅう訴えられています。「自民党本当にひどいんだけど、野党の力が弱いから」「野党がまとまってくれるといいんだけど」等々。今ほど野党共闘が望まれている時はないと思います。将来がかかっています。(2026.9.19)


11年目の9月19日 |君嶋ちか子|日本共産党|前神...
3年と5カ月続けてきて |君嶋ちか子|日本共産党|前...
気づかされることが多いフラワーデモ |君嶋ちか子|...


