●黒岩知事の人権侵害や女性蔑視に抗議する宣伝、42回目となりました。あの県知事選挙から3年と5カ月。毎月第三水曜日県庁前に立ち続けてきました。
私は、まだ知らない人も通りかかると思うので、知事の11年間の概要を語り、その後にその時々の性に関わる問題などを取り上げることが多いです。
●日本は「不倫」などには寛容な社会なので、何をそんなにこだわるのかという人もいます。でも、私は知事の行為は、誤解を恐れずに言うなら「不倫」にもなっていないと思っています。人間は、配偶者以外の人に心惹かれることはあり得ます。でも愛するのであれば、ずるずると自分だけに都合のいい暮らしを続けるのではなく、できるだけ早い時期に誠実な結論を出すのが人間らしい行為だと思います。
●「不倫にもなっていない」というのは、黒岩氏の場合は愛情というより、女性を性欲のはけ口としているのではないかと思うからです。
その一つはAVです。AV愛好家である知事は、「この子とこの子のビデオ買っておいて」と女性に買わせるのが常でした。買えないことがあった時には、「わざわざきてやったのに、どうして買ってないんだよ!」と怒鳴り、「前から発注しとけ言うてるやないか!」と切れると。
また二つ目には、知事になって女性に別れを告げるのですが、「遊びだったんだよ!」と強い口調でまくしたて、女性が黒岩氏の奥さんに伝えるというと、今度は「関係を続けよう」と。誠実のかけらも感じられません。
女性の人格を認めているとはいえず、性的欲求のはけ口としか見ていないと思います。相手の気持ちも考えずに愛情も無く、自らの欲求だけとなると、本質的に性暴力と通じます。
●私たちの取り組みは、2019年から行われているフラワーデモから4年遅れて始まりましたが、ともに歩いてきたような気がします。
刑法改正も一歩進め、芸能界で都合よく隠されてきた事柄も一定明るみに出ざるを得なくなりました。伊藤詩織さんの裁判はその少し前から始まっていましたが、その後五ノ井里奈さんの裁判など、実名を出しながら新しい地平を切り開いてきました。
●私たちもこの行動通じて学ぶ機会も多くつくり出してきました。「売買春の本質について」「AVの実態と派生している問題」「加害者を守る自衛隊の実態」そして「性教育の充実のために」等々。
性が商品として扱われることなく、また商品化せざるを得ないような経済的困難などを支え、全ての性が人間として尊重される社会を迎えたいと心から思っています。当事者だけではなく、社会も変わらなければそれが困難なことも、たびたび実感してきました。(2026.9.16)





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