●大阪地検元検事正による性暴力が一人の女性をズタズタにしています。この女性を「ひかりさん」と呼んで支える会があります。支える会の横浜地検前宣伝に私も参加しました。
*2018年9月:大阪地検のトップである北川健太郎検事正は、部下である女性検事(ひかりさん)に対して性行為を強要
*2019年11月:北川氏が辞職
*2024年2月:ひかりさんが被害を申告
*同年6月:大阪高検が北川氏を準強制性交の疑いで逮捕
*同年7月:大阪地検が北川氏を準強制性交罪で起訴
*同年10月:副検事の女性について、捜査情報を北川氏に漏らし被害者を誹謗中傷したとしてひかりさんが刑事告訴
*同年10月:大阪地裁初公判で北川氏が起訴内容を認める
*同年12月:北川氏態度を一変させ、同意があったとして無罪を主張
*2025年3月:大阪高検が副検事の女性を不起訴とし、「戒告」処分に
*2026年2月16日:ひかりさんは、国・北川氏・副検事・大阪高検幹部・地検幹部を相手取り、約8300万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴
*2026年4月:ひかりさん辞表提出
●ひかりさんの被害申告後、ひかりさんに関する事実無根のうわさが庁内で広まるなどの事態が生じていますが、検察庁はなんら対応しませんでした。これに対してひかりさんは第三者委員会による検証を求めてきましたが、それについても対応する動きはありませんでした。
副検事の女性の情報漏洩や、検察幹部から事件に関して公的情報を控えるよう求められたことによって、ひかりさんはさらに窮地に追いやられるという二次被害も生じていました。
今年2月の提訴は、北川氏については性的暴行及び「暴行を訴えるな」との口止めや脅迫、女性副検事については捜査妨害、高検幹部については被害者の情報発信への妨害、国に対しては安全配慮義務違反・人事院規則違反として損害賠償を求めたものです。
4月の突然の辞表については、検事の仕事は続けたかったけれど、環境が整わず戻れる場所がなくなったと語っています。
●現役自衛官へのセクハラ事件においても、今回の検察における性暴力についても共通しているのは、被害者を守らないどころか、加害者を守ることです。その状況が二次被害を生み出し被害者をさらに追い詰めます。
「組織防衛」(本当の意味での防衛にはもちろんなっていない)が先に出てくるのでしょうか。でもこれでは被害者はあまりにも悲惨です。
●さらに絶対的な権力を有する検察という特殊性もあると思います。北川氏は「これでお前も俺の女に」と行為の後に行ったそうです。「お前も」というからにはこれまでも同様の事があったことが考えられます。また「これで俺の女に」のセリフも途方もない感覚だと思います。行為を行えば自らの所有物になると思っている…何というバカげた勘違い。こんな人物がトップであった大阪地検、どんな正義が語られてきたのでしょうか。
性暴力の問題にとどまらず、検察のあり方にも大きな疑問を呈さざるを得ません。この間の組織的な対応から推し量ると、北川氏だけに生じていた異常な感覚とは言えないからです。
短時間の宣伝の間にもいろんな思いが駆け巡ります。(2026.6.2)





性暴力だけではなく検察のあり方も |君嶋ちか子|前...
宇宙でも軍事体制構築 |君嶋ちか子|前県議会議員


