君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

NEW!相模原に見る軍需産業 |君嶋ちか子|前神奈川県議

2026年5月26日

●私が所属している「かながわ総研」は、神奈川県平和委員会・神奈川自治体問題研究所とともに「かながわ軍需産業研究会」をつくっています。

先日神奈川の軍需産業に関する学習報告会を行い、大きな反響がありましたが、今回相模原の状況について勉強会を行いました。

●<相模原のこれまで>

◆相模原は1937年から軍都計画が進められ、1938年に相模兵器製造所を開設。1940年には相模陸軍造幣廠と改称し、約1500両の戦車を製造。製造には三菱重工・日立製作所などが関わっていた。

◆三菱重工は、戦前・戦後通じて巨大軍事企業であり、日本の軍事産業をリード。

  

◆旧相模陸軍造幣廠内に小松製作所相模原作業所(株)が作られ、後に相模工業(株)となる。最盛期には1万人を超える労働者を擁したが、朝鮮戦争休戦以降は撤退。

●<相模原の現在>

◆相模原は横須賀に次ぐ基地密集地であり、在日米軍唯一のミサイル司令部が存在。「宇宙・サイバー電子線」領域を含む「多領域作戦」部隊の新たな司令部の創設(候補地キャンプ座間)も予定されている。そこにJAXAが加わり、「宇宙・航空産業」の地域クラスターが形成されようとしている。

◆米陸軍は「多領域任務部隊(MTDF)」を5か所設置予定。その一つは日本に設置することを予定。(「多領域任務部隊」とは、あらゆる領域で作戦が取れる統合部隊。複数の領域で同時に作戦展開が可能、敵の指揮・通信・兵器システムを無力化、敵の意思決定を妨害する情報作戦等々)

◆各種ミサイル開発と契約企業

ミサイルの種類主たるメーカー生産体制契約額
地上発射型
巡航ミサイル
三菱重工主要協力企業;川崎重工1734億円
新地対艦・地対地
精密誘導弾
三菱重工
川崎重工
川崎重工(エンジン)322億円
島嶼防衛用
高速滑空弾
三菱重工
IHI
 3147億円
極超音速
巡航ミサイル
三菱重工
IHI
IHI(エンジン)584億円
トマホーク(米)レイセオン(米) 3500億円
水上艦発射型
ミサイル
三菱重工協力企業;川崎重工開発契約269億円  
量産契約1734億円
潜水艦発射型
巡航ミサイル
三菱重工IHI・川崎重工・
富士通・三菱電機
開発契約584億円
JSN(ノルウェー)コングスベルグ伊藤忠アビエーションと契約 
JASSM(米)ロッキードマーチン  
空中発射型
巡航ミサイル
三菱重工(予定)研究段階 

●宇宙はもはや戦闘領域

米軍ジョンレイモンド宇宙作戦部長「宇宙はもはや平和的空間ではなく、戦闘領域になった」「中国が2007年にミサイルで衛星を破壊する実験を行い、中・露は衛星攻撃兵器の開発や実験を続けている」「強い立場に立つことでしか、宇宙の平和的環境は確保できない」。5月に発足した自衛隊の「宇宙作戦隊」についても「宇宙軍と緊密に連携すれば、日本の作戦や情報共有能力が高まる」と述べています。

相模原は今や宇宙と切っても切れない関係にあります。宇宙領域の問題は、かなりのボリュームとなるので次回に。(2026.5.18)

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