君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

自民党が推し進める農業をはじめとした亡国の政治 |君嶋ちか子|神奈川18区|前県議会議員

2024年8月31日

●中原区後援会の総会で、斎藤和子衆議院南関東ブロック比例予定候補を招き、自民党政治全般を学びましたが、ここでは日本農業の現状をピックアップ。

深刻な実態

<日本の食料自給率>

*アメリカ・ラトガース大学研究者の指摘。世界で食品輸入が停止したら、餓死者は食糧自給率の低い日本に集中。日本の人口の6割が餓死者となる。この報告は実にリアル。

*日本の食料自給率は38%だが、種・肥料・飼料など含めると10%に届かない。

<米不足の背景>

*穀物価格の高騰などによりコメの需要は増え、コメの値上がりに至る

*減反の押しつけ(米生産量1970年1,253万トン→2023年681万トン)をしながら、他国からせっせと輸入

*米の生産費1万6千円/60kgだが市場では1万円前後、作れば作るほど赤字

<食料・農業・農村基本法改定>

*農林大臣「食料自給率を確実に上げるのは難しい」

*「農産物の安定的な輸入を確保する」そのために輸入相手国への投資の促進

<食料供給困難事態対策法(有事食糧法)>

*カロリーの高いイモ類の増産を行うために、熱供給量が低いもの(花・工芸作物、飼料作物など)の生産は統制する

*作付指示に従わないと、20万円の罰金と名前の公表

<これらに抗して>

*地域守る有機給食運動全国オーガニック推進全国協議会もつくられる

*給食が地域の産業を支える

*子供も保護者も食材などへの認識が変わってくる

自民党は日本を潰す気かと思いました。

自給率を高めることは国民の生命線であるにも拘らず、基本法で「食料自給率をあげるのは困難」と簡単に投げ出し、輸入相手国の基盤整備にお金を出す。狂気を感じました。こんな主権を放棄する国、他にあるのでしょうか!

一方で有事食糧法、お米を投げ捨てておきながら芋の増産を図る?芋を造らないと罰金と名前を公表しさらし者にする?時代錯誤の悪い冗談を聞いているようでした。政権の指示でしょうが、農水省も良くもこんなものをつくったものです。

農業以外の分野でも悪法が次々とこの間につくられています(重要経済安保情報保護法・改定防衛省設置法・改定地方自治法等々)

亡国の政治変えなければ。(2024.8.25)

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