君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

軍事費のしわ寄せが国民生活に |君嶋ちか子|神奈川18区|前県会議員

2024年2月12日

●「日本共産党中原区後援会新年のつどい」、コロナで中断されてから久しぶりに開催されました。

第一部は学習会。前参議院議員大門実紀史さんを迎え、日本経済の現状とそこから抜け出す対策をズバリ。以下そのエッセンスを紹介。

▲日本経済を語る場合、軍事費を語らないわけにはいかない。

*5年間で43兆円増となればロシアを抜き、世界で第三位の軍事大国となる。平和憲法掲げる国でありえない。

*首相「ロシアのウクライナ侵略を見れば何が起きるかわからない」と海外の戦争を好機として軍事費拡大をねらう。だが武器で戦争は防げない。

*なぜ自民党は軍備の増強を図ろうとしているか―アメリカの要求と軍需産業からの要請。

*日本の武器購入状況は、まさにアメリカの「在庫一掃セール」に応じたもの、構造的欠陥を持つオスプレイやF35を購入(オスプレイを購入しているのは世界で日本のみ)。

*軍需産業の立場からいえば、儲けるためには戦争し続けなければいけない。

▲軍事費のしわ寄せが国民生活に

*賃金が上がらない国。

実質賃金(1991年~2022年):アメリカ1.48倍、イギリス1.46倍フランス1.33倍、日本は1.03倍!

*2001年からは価格破壊の流れも加わり、1996年のピーク時に比べると、年間64万円の落ち込みで30年前の水準に。

*一方で大企業の内部留保は増え続けこの10年間で180兆円の積み増し。

*教育への公的支出も低く、GDP比でOECD(経済協力開発機構)37か国中36位。

*子育て関連支出も比較可能なOECD35か国中25位。

*子育ても教育も社会保障も、国民の暮らしを支える公的支出が経済力に比べてあまりに低すぎる。

▲そこを打破する「社会保障は経済」という視点

*社会保障費を削るばかりでは、暮らしと経済の悪化は必至。

*「日本ではこんなに社会保障を悪化させて、よく暴動が起きませんね」スエーデンの視察時に言われた言葉。

*例えば、年金収入増は即、消費増につながる、医療を安心して受けられれば医療スタッフの雇用や賃金も増大。 等

*いざという時にセーフティネットが発達している国は、経済成長が容易。

*目指せトランポリン型社会:落ちてくる人をしっかり受け止める社会、再就職支援などが充実した社会。

●これらを踏まえれば、日本経済に今何が必要かは歴然としてきます。これまでの自民党政治とは真逆の発想です。教育・子育て・社会保障を削るのではなく、豊かに保障することにより、経済が活性化し税収などが増える好循環をつくり出すということです。

経済活性化だけではなく、人々の普通の暮らしを保障する「社会保障の充実」は、何より政治の目的にかなっていると思います。

第二部は、ペロ中島さんのギターと歌から始まり、市民運動担う方たちの報告の後、市古次郎市議、はたの君江比例予定候補と君嶋の挨拶。

昨年12月以降の裏金問題は、自民党政治の酷さをイヤという程国民に見せつけました。地域の皆さんは怒りと呆れを抱え、この社会を何とかしてよと切実に訴えてきます。衆議院選挙を通じて変えていく決意を述べました。衆議院神奈川18区の議席をめざし、全力を尽くします! (2024.2.3)

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