●武蔵小杉駅の改善がまた進み、横須賀線北側に改札口(綱島街道改札)ができました。
2016年以来、武蔵小杉駅をよくする会の皆さんとともに、凄まじい混雑対策に取り組んできました。南武線駅はホームの拡幅・ホームドアの設置、横須賀線駅は朝の臨時改札口の設置・下りホームの新設という具合。
議会とともにJR東日本との交渉を重ねてきましたから、それぞれの改善は本当にうれしかったです。事態は変えることができる!という確信に繋がりました。
●これまで横須賀線改札は南口だけで、南武線改札を通り長い通路を歩いて横須賀線にたどり着くか(ここもとんでもない混雑状態)、南口までの迂回を余儀なくされていました。今回北側に「綱島街道改札」が設けられたことにより、新丸子などからすぐに改札を通ることができるようになります。東横線からの改札も少し近くなるはずですし、南武線からの通路や横須賀線ホームの混雑解消にも繋がると思います。
●12月24日、供用開始日の朝、駅をよくする会の皆さん、ともに取り組んできた市古次郎市議、大場裕子前市議、はたの君枝衆議院比例予定候補とともに現地を訪れました。
日曜日なので、人の流れはわかりませんし、オープン早々のせいか改札に至る道案内も十分ではありませんでしたが、今後の状況もいずれ調査し、必要な改善を図りたいと思います。
●残る大きな課題は、横須賀線駅のホームドア設置です。
ここは複数の車種が通るため車両のドアの位置が異なることを理由として、「開発中」との言葉が繰り返されています。2032年までには必ず設置するといっていますが、10年近く待つわけにはいきません。今が危険なのですから。
横須賀線ホームのこぼれんばかりの混雑に対する安全対策として始まったホームドア設置の要求でしたが、視覚障がい者にとってホームドアは命綱。合理的配慮としても設置が必須です。
視覚障害のある方はほぼ全員がホームから転落した経験があると、懇談の折に伺っています。
混雑の解消についても、増発などを可能な限り求め実現してきましたが、中原区のまちづくりの現状では、さらに混雑の激化が予想されます。
安全対策は、可能な限り速やかに行わなければ。(2023.12.24)