君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

野党共闘の必要性は明らか |君嶋ちか子|神奈川18区|前県会議員

2023年11月11日

●11月2日、いよいよ18区市民の会立ち上げです。

オープニング動画は、2015年の多くの市民が国会に詰めかけた時期、安倍政権のおぞましい場面などとともに、この間の市民の取り組みなどを伝えてくれました。

●続いて小山田大和さんの講演。

小山田さんは、合同会社かなごてファームを設立し、農業と地域おこし、再生可能エネルギーの実践者であると同時に、伝道者の様に各地を駆け巡って講演をしています。そのテーマはソーラーシェアリングの草分けとして、さらにはこの日のように政治参加についてという具合に多彩です。

遡って市民と野党の共闘が活発に取り組まれた2015年以降、県西部でもツギセン@県西として野党共闘を推し進めてきた方でもあります。

●小山田さんは、この日も「私は保守の人間です」と切り出し、「警察官の息子がなぜ、ここで話しているか」と語ります。

そのような立場の人でも、まともな社会で生きたいと思えば、今の政権はおかしいだろうと思うわけです。

小山田さんは、前回の参議院選挙でも本気で共産党のあさか由香を応援してくれました。小山田さんの率直な感性が共産党の主張を理解し、共感を寄せてくれているのだろうと思います。

小山田さんのお話は、普通の人が政治に声をあげること、また野党がまとまることの大切さを伝えてくれます。

●この後、立憲民主党からはメッセージ、共産党、社民党、新社会党、緑の党からまたれいわの支持者からも、野党が力を合わせて政治を変えていくという決意がそれぞれに語られました。

市民の各分野からも政治を変えていく必要性と期待が述べられましたが、その中の一人、若者からのメッセージは、切実な実態を語っていました。

高すぎる学費の下で、学生は、仕送りだけでは生活が困難でバイトを余儀なくされる。半数の学生が借金を背負っている。できるだけ短時間で効率的に稼ごうとすると犯罪に巻き込まれる危険性が高く、自分もあと少しでその当事者になるところだったと。

●学費の無償化とともに、給付制奨学金の必要性を端的に物語っています。統計的にも、三人に1人の学生が平均300万の借金を背負いながら卒業する、その借金は全国で10兆円に達するという信じがたいい数字。

働く現場が不安にさらされているのと同時に、学びがこれほどリスクを負う事態になっていることに愕然とします。

このような国のままでは、未来を語ることができません。働き方を正すこととともに、学生生活を国や自治体が支えることの大切さを、改めて実感したつどいでした。

現在のところ、立憲野党からの立候補予定は私だけですが、候補者問題にとどまらない野党共闘の具体的積み重ねが、今こそ求められています。(2023.11.2)

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