君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

NEW! 憲法前文+9条+24条 |君嶋ちか子|前県議会議員

2026年5月8日

●毎年憲法記念日には神奈川憲法会議主催の「5・3県民のつどい」に参加しています。日本国憲法最大の危機にある今年、大いに盛り上がるであろう有明で行われる憲法大集会に参加したい気持ちもありつつ、やはり、それぞれの地域の取り組みが大事という思いで神奈川集会に向かいました。

●ここ数年、午前中に行われる川崎集会に参加してから「県民のつどい」に行くのが定番になっています。

川崎集会で私は「非殺傷兵器にとどめていた日本の武器輸出が、高市政権の閣議決定は、全ての兵器を輸出可能としてしまった。平和国家日本の大転換であり、世界的にも脅威となる」と警鐘を鳴らしました。高市政権の下で「戦争できる国づくり」が急ピッチで進められています。憲法改悪も政府が勝手に具体的な時期を示していますし、自民党の衆院316議席が控えていますから、大変危険な状況です。

●「県民のつどい」は、室蘭工業大学の清末愛砂教授の講演がメインでした。

「憲法研究者はなぜ戦場に行くのか」「自民党の日本国憲法改正草案の検討」「自民党・日本維新の会の連立合意書(憲法関連)の検討」など多角的なアプローチもありましたが、今回私の問題意識は「平和」でしたから、それに沿ったポイントを以下に。

▼幅広い平和の捉え方が大事。戦争がないことだけが平和ではない。

▼<日本国憲法と3つの外交姿勢>

  • ①外交における対等性 ②人権重視 ③国際協調主義

▼<憲法前文に示された平和的生存権>

憲法前文「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」(2段後半)

「恐怖」:戦争や武力行使だけではなくいじめ・ハラスメント・DV・性暴力等

「欠乏」:貧困・地域格差・情報へのアクセス等

▼平時の延長線上に戦時がある ➡平時から軍事の芽を摘み草を抜く必要がある

非暴力的な社会を構成するためには、暴力・支配に依拠しない個人、力による支配を是としない個人を育成することが重要

▼平和主義=憲法前文2段後半+9条+24条【家族生活における個人の尊厳と両性の平等】

▼<24条と家族>差別や暴力に依拠しない人間を育てる場・愛国心を強いるような国家に従順に従わない人間を育てる場・強権的な政府を産まない努力をする人間を育てる場・強権的な政府が誕生してしまった時に抵抗できる人間を育てる場

●かなりユニークな平和主義だと思います。9条+25条【生存権、国の生存権保障義務】なら、「戦争から逃れるだけではなく人間らしい暮らしも保障されなければ」という幅広い捉え方もイメージし易いのですが、憲法前文から説き始め、その平和的生存権と本質において共通する24条を位置づけ、平和的生存権を保障させる力を育てるのが24条という組み立てです。

憲法前文に謳われる「平和的生存権」を視野にいれ、力による支配を拒否し、人間の尊厳を理解し認め合うこと、人権を大事にする社会をめざすことが、一人一人に求められています。

「憲法を守る」という学びだけではなく、このような「憲法を深め、暮らしに反映させる」議論は、もっともっと必要だと思いました。

つどい終了後のデモは晴れた空の下、気持ちよく歩き、アピール。久しぶりに大山県議と並んで歩きました。県議となった2015年以来、二人は欠かさずこのつどいとデモに参加してきました。(2026.5.3)

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