●4月9日の投票の統一地方選挙、私は15,945票の得票で4位に終わりました。1位当選の自民、2位当選の立民の次に滑り込んだのは、維新。
ブログをどうしようかと今も迷っています。私は議員として、議会の事、県政の事、議員活動などを伝えるためにブログを書いてきました。議員としての活動ができなくなった今、ブログを書き続けるか否か・・・と。(4月29日で県会議員は終了)
●という訳で、しばらく書いていなかったのですが、選挙結果は最低書いておこうと思います。
今回の選挙は前回までに比べて手応えが確実に増していると思いました。車から降りて行う演説の度ごとに、知らない方が足を止めて聞いてくれたり、終わりまで聞いていただき対話ができたり、という具合。
●一方、維新の候補者は、ポスターはごく一部のみ、選挙前含めて2回ぐらいしか見ることができませんでした。そのうえ、姿も現さず、声も聞こえないという状態、「維新の風」など全く感じることができませんでした。
ところが、維新の得票は19201票。この点は今もって不思議。
●共産党県議の5議席があった選挙区の内、特殊要因抱えた横須賀選挙区と港北選挙区を除いた神奈川選挙区・高津区選挙区・中原選挙区には、共通した傾向が見られます。いずれも定数3です。
一つは共産党の候補者が1000票前後伸ばしている事。(神奈川区947票・高津区1189票・中原区972票)
二つ目には自民党候補者が大きく票を減らしている事。(神奈川区2635票・高津区6600票・中原区4809票)
三つ目に維新の候補者の動きが殆どみられなかったにもかかわらず、大量に票を得て3位当選している事。(神奈川区18650票・高津区13241票・中原区19201票)ちなみに中原区の候補者は前回選挙時、無所属の川崎市会議員として4325票を得ていますが、今回約4倍の得票数。
とまあこれは覚書として書き留めておきます。
●私は残された課題が多くある神奈川県政を考えると、議席を失ったことが今更ながら大きくのしかかってきます。
横須賀選挙区の井坂さんもやはり議席を失い、残った現役は港北区の大山さんのみ、鶴見区の木佐木さんが返り咲き、県議団は5人から2人になりました。現在の交渉会派要件は満たさず、議運の参加は傍聴のみとなり、代表質問もありません。一般質問は4年に数回というところでしょうか。質問の機会は格段に減ります。所属委員会も二つのみ。これら思い浮かべると本当に辛いです。
ここを乗り越える次回の選挙を視野に入れると、中原区でバトンをいかに渡していくかが実に大きな課題です。(2023.4.16)