君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

大戸神社のあいさつ、武蔵小杉駅の宣伝から始まった |君嶋ちか子|神奈川県議会議員

2023年1月3日

大戸神社で初詣の方に挨拶することから新年が始まるのは、今年で9回目。県議選に初めて挑むことになった2015年からです。

1日の0時から始め、例年は2時半ぐらいで一区切りなのですが、今年は参詣の方が少なく2時前に行列がなくなってしまいました。コロナの影響でしょうか。

コロナで途切れたものは、感染が収束すれば当然のように回復するものではないなと思いながら、各分野が案じられました。

●17年前におおば議員が開始した時は、「神社になぜ共産党がいるんだ!!」と怒鳴られたそうです。私も加わったときは、「きゃー共産党と神社、受ける~!」と笑い転げる方がいて、私も一緒に笑ったことがありました。

今は、それなりになじんで驚く方もいないようです。

●神社の中ということがあるのか、丁寧に皆さん返礼をされます。中にはわざわざ帽子をとって頭を下げる方や、立ち止まってお辞儀をする方もいらっしゃいます。知らない方から「共産党頑張ってください」などの言葉をかけられると、とても励まされます。

お昼からは、武蔵小杉駅連絡通路で、おおば裕子市議・市古次郎市議とともに宣伝。新年の決意を語りました。

この通路、普段は東横線とJRの利用者が交錯するところで、目が回るような人の流れなのですが、さすがに1日は人の通りは少なく、落ち着いています。

そのせいか、こちらも落ち着いて話せますし、チラシの受け取りもよく、振り返る人も普段より多かったと思います。

●私は場所柄もあり、最初に昨年までの武蔵小杉駅の改善の成果を報告しました。

2016年から始めたこの取り組み、きっかけは、あまりに激しい横須賀線の混雑でした。朝は改札を通るために、数十メートルの列をなし待たなければなりません。ホームに上がれば、上り・下りのホームが一緒の「舟形ホーム」は人が零れ落ちんばかり。

住民の皆さんと「武蔵小杉駅をよくする会」をつくり、駅の調査・署名・JR東日本との交渉などを重ねてきました。

その結果、主なものだけでも南武線のホーム拡幅、横須賀線臨時改札口の増設などが進み、昨年は南武線ホームドアの設置、横須賀線下りホームの新設工事完了と改善が進みました。横須賀線北口改札増設の工事も進行中です。

これらは、住民が声を上げ、道理のある要求を掲げ、粘り強く取り組めば実現はかなうという象徴的な事例だと思います。人間が現状に対して諦めないという点で、実に人間的な営みだと思います。

●一方、やはり新年で語らなければいけないのが、岸田政権が閣議決定のみで勝手に決めてしまった「専制的攻撃能力を持つ、そのための大軍拡・大増税」路線です。

憲法9条を掲げ、専守防衛を世界に示してきた日本が国の在り方を、閣議決定だけで変えているのです。戦後70年以上掲げてきた日本の姿を政権の一存で決めていいはずがありません。首相はこの国の持ち主ではありません。

こんなやり方を許してしまえば、医療・福祉・介護は削られ大増税の下で、最も一義的な国民の「安全保障」は奪われてしまいます。また軍事的な危険性も増します。閣議決定に対し、さっそく近隣の国から警戒する声が表明されています。

これらを語り、4月地方選挙の意義を語った今年最初の宣伝でした。この声が多くの人に届きますように。(2023.1.1)

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