君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

新型コロナウイルス感染症対策特別委員会その1 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2020年9月2日

●この特別委員会も、3月・4月・6月と開催され、今回第4回目となりました。

報告資料から、検査に関わるところをいくつか抜粋し、紹介します。7月15日の厚労省Q&Aにより、検査方針が変わったことがうかがえます。太字部(私が加えたものです)がポイントです。

●<県内一日当たり検査能力> 計 約4,210件

*県・市衛生研究所 約700件(県・6保健所設置市の合計)

*民間検査機関 約2,420件

*医療機関等約1,090件

<検査の実施状況>( )内は新規陽性患者の移動平均値。

8月1日 1,017人(48.14人)

8月2日 501人(53.71人)

8月3日 1,046人(58.57人)

8月4日 2,186人(66.57人)

8月5日 1,978人(68.14人)

<検査の基本的な考え方>

「感染リスクの高い場所や人については、濃厚接触者以外にも検査対象を拡大する集中検査を行うなど、PCR検査等を戦略的に拡大する。」

参考:厚労省Q&A(7月15日)「行政検査の対象者として、関連性が明らかでない患者が少なくとも複数発生しているなど、検査前確率が高いと考えられ、かつ、濃厚接触を生じやすいなど、クラスター連鎖が生じやすいと考えられる状況にあると認められる場合が該当する」

<集中検査の想定対象>

「医療機関・福祉施設」、「学校・幼稚園・保育所」及び「支柱クラスター連鎖が生じやすい場所」については、濃厚接触者だけでなく、同じ施設の利用者やスタッフ等にもPCR検査等を実施する。

<集中検査のオペレーション>

A 医療機関・福祉施設

重篤化の懸念があることから、感染者の人数に関わらず、発生届受理後、速やかにC-CAT(Corona Cluster Attack Team)を投入するほか、必要に応じて、訪問型検体採取による施設内関係者の集中的PCR検査を実施。

B 学校・幼稚園・保育所

広域的な感染拡大も懸念されるため、感染者の動向や学校施設の状況を勘案して、濃厚接触者の範囲を拡大的にとらえ、必要に応じて訪問型検体採取による施設内関係者の集中的PCR検査を実施する。

●これらは、検査の拡大に踏み出したものですから、私たちも歓迎しています。常任委員会・特別委員会・本会議通じて私達が求めてきたものです。この検査拡大によって、感染予防の積極的役割を果たしたいものです。

私の質問では、「検査能力4,210に照らし、検査数がなぜ2,000前後にとどまっているか」を問いました。

「検査拡大の基本方針に沿って、検査を行った結果」との答弁でしたが、私は、感染予防の観点から、機能をフルに活用し戦略的検査を展開することを重ねて求めました。

●質問の大きなくくりの二つ目は、学校における感染と検査の状況、三つ目のくくりは特別支援学校の対策を問いました。続けると長くなるので、これらは次回報告します。 (2020.8.25)

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