「人間らしく暮らしたい」という願いに立ちはだかるものは実に沢山ありますが、その大きな要素である原発。3.11を契機に「原発をゼロ」にしたいと始められた市民の集会「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」、4回目を迎えました。
政府や東電の度重なる不誠実な態度や異常な対応、人間の命を軽んじる再稼働への動き、そんな中で挫けることなく行動を続ける人がこれほど多くいるということに、私は限りなく人間への信頼感を覚えます。
私が訴えたいのは、原発労働の非人間性。「被曝が前提の労働」なしには成り立たない原発、災害等に備えた安全対策以前の大きな問題です。原発労働の残酷な実例も多くあります。放射性廃棄物処理の未解決とともに原発労働は、「人間がコントロールできない原発」を象徴していると思います。
ゲストスピーカーやリレートークをはじめとした舞台も多彩ですが、後方で盛り上げている広場も貴重な役割。市内のたくさんの団体や個人が集い、自らの活動のPRやら署名活動も。それぞれの取り組み方は違うけれど、「原発ゼロ」とともに、平和な社会と人間的な暮らしを求めるという事がみんなの強い願い!
たくさんの懐かしい顔にも(もちろんよく会う人にも)出会えるのも嬉しいことです。お互い「元気で頑張ってるよー!」という感じですね。
今年は行進に参加できなかったのが残念!(2015.3.8)