(25日付赤旗新聞)
県内4か所になってしまった労働センター、溝口にある川崎支所を訪れました。井口市議、おおば(大庭)市議、塩田県会予定候補と一緒です。
県内労働センターは労使双方からの相談を受け、あっせんを含め様々なケースに対応しています。また「出張労働相談」「出前労働講座」なども行っています。
2013年度相談件数(4ヶ所)は、12,302件。リーマンショック時の12,955件に次ぐ多さです。雇用現場の荒廃が進んでいることの反映といえるのではないでしょうか。パワハラの増加も目立ちます。前年比19.9%増の1,417件となっています。
そもそも雇用にかかわる権利などの認識が遅れている日本社会に労働者軽視の風潮が追い打ちをかけています。相談の増加は「ブラック企業」などの言葉が飛び交う現状を反映していると思います。
私は労働センターが、貴重な役割を果たしていることにお礼を述べつつ、次の点を要望しました。
ひとつは「労働センターの数を増やしていただきたい」。このような施設は忙しい労働者が身近に利用できることが望ましいのですから。
ついで「雇用ルールのパンフなど、若者がよく利用する場所(例えば、コンビニ)においていただきたい」。ルールや権利を知らない人が圧倒的に多いのですから! (2015.2.23)