●成人の日は、宮内のどんど焼き、いちばん星のコンサートと掛け持ちになることが、続いています。
成人式の前には、武蔵小杉駅で宣伝をするのが常です。これが去年あたりから他の会派とぶつかり、時間を分け合うようになりました。9時15分から30分までの15分で4人の弁士。絶対量が不足です。バスの運行や整理の仕方が変わったのか、成人式に向かう人の流れも例年に比べて少なめ。
ウーン、来年は場所を変えましょう!
●成人式会場の等々力アリーナでは、入り口で手荷物検査をしています。これは初めてのことで、「いったいなぜ?」と早速聞きましたが、「大臣が来るから」との答え。例年参加している田中衆院議員が昨年復興大臣になりました。その影響ですが、複雑な気持ち。
会場はおとなしく、挨拶や成人代表の言葉への反応も控えめ。
私は壇上から、「この人達の心を動かすのは、どんな言葉なんだろう」などと考えてしまいました。ここで成人となった参加者から、グレタさんのような言葉が飛び出したら、若者たちはどんな反応を示すのだろうか、などとも。
いつもながら、大きな課題です。
●宮内のどんど焼きは、親子連れがたくさん参加。お天気も良く、きれいに焼くことができました。
組み立て方から焼き方まで、色んな技が必要です。次世代への継承も期待するところです。
子どもたちの生き生きした表情がうれしかったです。宮内小学校の校長先生の挨拶の後、同小学校の先生4人が紹介されると、子どもたちの反応が、それまでの挨拶の方とは違います。とたんに賑やかになり手を振ったりピースをしたり。先生がいる、知った人がいる、という事に対する素直な反応がいいなあと思いました。
健康な暮らしと豊穣への祈り、地域の協力、子どもたちの元気な参加、これらが集約されたどんど焼きが息長く続くことを願っています。
●どんど焼きを抜け出して駆けつけた「いちばん星コンサート」。第3部からの参加となりました。
三年前のこのコンサートは娘の優を亡くした約一か月後、歌声に心を揺さぶられ涙があふれました。舞台が見えなかったものです。私の痛みを知る方が会場に沢山いらして、その思いに包まれ、私は泣きっぱなしでした。一緒に涙を流しながら、手を握り続けてくれた方もいました。
その時に比べて、優への思いは変わることがなくても、痛み方が違ってきているのかなあと思いました。時間の優しさでしょうか。
●それにしても第1部が聴きたかった!
「あの日の青春像」と題して、「時代」・「ふるさと」(嵐2015年)・「ヨイトマケの唄」・「若者たち」が組まれていました。
「若者たち」は、ザ・ブロードサイドフォーの歌声とともに、2014年の森山直太朗版も歌われていたようです。この歌は本当に聞きたかった!
北大に入学した頃、映画「若者たち」を観ました。その時の黒と白の画面、道を求め続ける若者たちの姿が、このメロディーとともに浮かび上がります。
「ヨイトマケの歌」も素晴らしかったと感動を伝えてくれる方がいました。
第1部を聞けなかったことに思いが残ります。次回以降、どうしても!という場面には、多少失礼があっても前後の調整をしようと心に決めました。
今年は、この日も含め残念なタイミングが結構多いなあと。でもここできりかえる!(2020.1.13)