君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

福田セクハラと政権に対する怒りの緊急アクション

2018年5月5日

●新婦人の呼びかけで、セクハラ許さない緊急アクションが取り組まれ、県議団から大山・君嶋が、来年立候補を予定している後藤まさみさんとともに参加しました。
雨がぱらつく肌寒い日でしたが、リレートークとコールに力がこもりました。

●私は「福田前財務次官の行為はあきれるばかり。だけど私達が怒っているのは、福田氏だけじゃない。麻生大臣初め一連の対応は、本人庇い被害者を犯罪人扱いし、人権感覚もセクハラ被害に対する理解もなさすぎ。個人の尊重を否定する憲法改悪と通底するもの。この人権感覚の遅れは想像を絶する。これを変えなければ」という趣旨でお話ししました。

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●福田氏の辞任でこの問題終了と、政権は思っているかもしれませんが、とんでもありません! 恐るべき人権感覚は変わっていませんし、大臣の任命責任も、一連の対応における多くの間違いや問題点もそのままです。これでは勇気をもって声を上げた女性記者の思いは遂げられません。

●この問題、多くの市民の方が関心を寄せていることがわかります。ツイートでこの緊急アクション知ったという方が来てくれたり、話しかけてくる方がとても多かったです。
男性で「俺はこの問題おかしいと思うんだよ」といってくる方もいました。男性からの激励が多かったのが印象的でした。

●日本の歪んだ女性観に対する疑問や怒りとともに、これに正面から向き合わない麻生大臣や首相に対する怒りが満ちているのだと思います。
このセクハラ事件に関連した問題発言は、書き出せばきりがありませんが、ごく一部に触れます。
自民党長尾敬衆院議員のセクハラにあまりにも無知なことをさらした、「抗議する女性は、最もセクハラに縁遠い方々」発言。
下村前文科相は、福田氏が「はめられた」「日本のメディアは(大騒ぎして)国家をつぶすために存在しているのか」といいたい放題。

●麻生大臣も、この「はめられた」発言をしていますし、とんでもない発言の連発ですが、次は本当に許せません。
テレ朝の抗議文をしっかり読んだかと聞かれて「もう少し大きな文字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度ぐらいに読みましたよ」と。なんて無礼な人間でしょう。
価値観が違うとか、政策的判断が違うとかの問題ではありません。悩みながら必死に声を上げた女性記者の思いを受け止めようとする気持ちが全くありません。人を馬鹿にし過ぎています。何が問題になっているかの理解がなさ過ぎます。記者達ももっと怒り、追及してほしかったですね。
こんな下品な人を、長い間大臣の席に座らせているんですよ!

●この行動に参加し、児童相談所に繋がる問題を相談してきた方もいました。性や家庭に関わる困難は、根深いですし判断が分かれることも多くあります。完璧な答えは一挙に得られなくても、困難を軽減し、支援体制を強化するのが行政や政治の役割です。

「この緊急アクションまたやりましょう!」と皆さんと声かけながら別れました。(2018.5.2)

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