♪君の~目の前の 小さな草も~生きている 笑ってる ほ~ら笑ってる~♪
先日、久しぶりに市民劇場の例会に参加できました。舞台はいずみたくのミュージカル、幕が上がってすぐに聞こえてきたのが、この歌でした。
次のフレーズが「…小さな花も~生きている 泣いている ほ~ら泣いている~」ですが、この時にはすっかり視界がにじんでしまいました。
この歌詞と優しいメロディーが胸にしみましたが、そのうえに12月に亡くなった娘のことが重りました。命がどんなに愛おしいものか…と思い知らされています。
これは、多くの方ご存知と思いますが、「ともだち」という歌です。どんな小さな命にも輝きがあることを、シンプルな言葉とメロディーで語ります。この時以来、歩いていても自転車に乗っていても、度々このメロディーが浮かびます。昔はこんなに心にとまってはいなかったと思うのですが。
ちなみにこの歌は、宮城県立西多賀支援学校(病弱支援学校 通称ベッドスクール)の応援歌として創られたそうです。
この事を知って、三番の歌詞にハッとしました。「君が~遠く見る あの雲も山も~生きている 歌ってる ほーら歌ってる」、雲も山も病室から仰ぎ見る対象だったんですね。(2017.4.21)