●4月から県立子ども自立生活支援センターがオープンします。
乳児院・障害児入所施設・児童心理治療施設からなっています。虐待を受けた子どもなどを受け入れていた中里学園、知的障がい児支援を行っていたひばりが丘学園が閉園となり、この新しい施設に受け継がれます。
●厚生常任委員としてご案内を頂いて、4日の竣工式に伺いました。新施設は県民局所管なので、県民常任委員の木佐木議員とともに参加。
平塚駅からバスでおよそ15分。新施設に関わる職員が、「交代制をこなすには場所的に不便で大変」といっていましたが、なるほどな―と思いながら。
●障がい児入所施設と児童心理治療施設の間には、管理棟や学校があります。学校は市の小・中学校の分校として用意されました。
私が「アー、分教室じゃなくて分校なんですね、よかったー」と言うと、「平塚市さんが頑張ってくれたんですよ。全然職員配置が違いますからねー」と担当の方。
医療については、小児科・精神科は常駐、歯科は週に一回という事でした。
(「分校」の表示が輝いていました)
●個室はそれぞれの障害特性に合わせた配慮がされていました。
また学校は、建物自体は繋がっているのですが、個室からいったん外に出て学校の玄関を入るように工夫されていました。気持ちがより切り替え易いいのでしょうね。
(改めて外から、通学して来て玄関に)
●障がい児施設と児童心理治療施設が一体であることに意義があるのか、さらに弊害はないのかなどの懸念も、移行の過程では聞かれました。今後の運営状況に着目したいと思います。
県立五領ヶ台高校の跡地に立つ新施設は、田園風景の中でゆったりとした趣。高台にあり見晴らしもよかったです。(2017.3.4)