●武蔵小杉駅の大変な混雑については、2度現地調査を行っています。
その後、私達は問題点をまとめ、要望事項をJR東日本横浜支社に提出し、話し合いも進めました。
●駅の状態を一刻も早く改善したいと「武蔵小杉駅をよくする会」が地域の方中心に立ち上がりました。市古市議・大庭市議・君嶋も参加しています。切実なしかも場合によっては命にかかわる住民要求です。
要求の第一は、何といっても南武線と横須賀線ホームへのホームドアの設置です。ホームは混雑で、人が今にもこぼれ落ちそうです。
ついで、改札口を上丸子・新丸子東側にも設ける事です。現在は改札を通るために長い列をつくって待たなければなりません。
他にも狭すぎるホームの拡幅、増便、南武線においてはさらに車両の増設などを求めています。
●10日は武蔵小杉駅北口で、はたの衆院議員も駆けつけ宣伝・署名行動を行いました。朝の通勤時の割には受け取りは多いですが、もうちょっと勢いが欲しいところ。でも横断幕やプラスターは、殆どの人が見ています。
●小杉駅を改善したいと思う時、苦々しい思いもあります。ひどい混雑は川崎市が一因となっているからです。
武蔵小杉駅周辺の再開発が、市が率先して高さ制限などの規制緩和を繰り広げながら行われています。
この10年間で、超高層マンションが武蔵小杉駅周辺だけで17棟建設され、約7000戸・2万人が増えています。さらに6棟・3720戸が建設される予定です。
地域の皆さんは、「小杉・丸子まちづくりの会」や「小杉の再開発これでいいの会」などをつくり粘り強く住民の声を届け、再開発に反対しています。多くの住民が、超高層マンションが乱立するまちづくりに反対しているにもかかわらず、川崎市は聞く耳を持ちません。
「低炭素都市づくり」「コンパクトシティ」などを標榜し、計画を強行しています。風害、青空・日光の喪失、学校や保育園などの不足、そして駅の大混雑などが住民を襲います。
自治体がなぜ、長年住み続けている住民をこれほど苦しめるのでしょうか。(2017.1.10)