●大戸神社での挨拶から2024年が始まりました。1日の零時から初詣の方への挨拶をおおば裕子前市議と行っていますが、今年で10回目となります。
今年はコロナ前の数には及びませんが、参拝者は昨年より増えています。若い人の姿が目立ちました。
警備に当たる町内会の方から「いい年にしてよ」と声をかけられます。
参拝帰りの方に「おめでとうございます。君嶋です」といえば、「ちかこさんですよね」という声が返ってきました。ポスターの力ですね。
●2日から、地域をごあいさつで回りました。どこに行っても「自民党にはホトホト呆れた」「ひどすぎるよ、何とかして」などの声が、うめきのように聞こえてきます。
安倍政権も史上最悪といわれ、嘆きは度々聞かれましたが、その時を上回る絶望感寸前の怒りを感じます。
「裏金」に端を発した(このきっかけは赤旗日曜版のスクープ記事)自民党の金まみれの姿を見せつけられた果ての有権者の受け止めです。「国民のことなどまるきり考えていないのよね」とため息が。
いま政治を変えなければ絶望とあきらめが蔓延することになる、と慄然とします。
●そんな状況に追い打ちをかけるように、1日午後4時過ぎに震度7の能登半島地震。3日の段階で73人の死亡が確認されています。
さらに2日夕方には、羽田空港C滑走路で日航機と海上保安庁の航空機が衝突し炎上しました。
この連日の衝撃を受け止めかねている多くの方から「この先日本はどうなるの?」「胸が痛む」などの声が寄せられました。
●この事態に対し、日本共産党として4日、コアパークで、救援募金活動を行いました。
災害の状況伝えながら、被災地に対して今できることとして募金を訴えました。それに対しては、沢山の気持ちが寄せられました。
横断幕にジーッと見入っていた小学6年生(?)くらいの子どもが、立ち去ったのですが再び現れて千円札を二枚入れていきました。マイクを握っていたので、話を聞く事は出来なかったのですが、事情を親に訴えお金を預かってきたのでしょうか。
また3人連れの若者が無表情に通り過ぎたと思ったら、3人それぞれに募金箱にお金を入れていきました。箱を持つメンバーに言葉かけをしながら。人間は、表面で判断できないなと改めて思い、うれしい気持ちになりました。
他にも多くの方から募金が寄せられ、人間は惨状に対し、何とかしたいという気持ちがあるということを実感させてくれました。
このお金は責任をもって被災地に届けます。
私は当面の募金だけではなく、国や自治体が防災対策・救援対策・生活再建対策を強化すべきと訴えました。
さらに、その前提ともなる政治の在り方を正す必要性を強調しました。長く続いたお金まみれの政治をいよいよ変えなければ、希望を見出すことはできません。(2024.1.4)