●3年ぶりの会場で迎えるメーデーはやはり格別。
これまで川崎メーデーは川崎区の富士見公園でおこなわれていましたが、改修中のため今年の第94回メーデーは中原平和公園で。
選挙後初めて会う方も多く、たくさんの方から励ましや慰労の言葉を頂きました。悔しさは変わらず、でも皆さんの優しい言葉にはジワーッと。残された課題は多くあるのに、議席がないことが本当に辛く。
●舞台での挨拶、県議団関係に与えられた時間は3分。
壇上に立ったのは、私と野末さんにバトンを渡した石田前県議(高津区)、県議選に挑んだ野末明美さん(高津区)と惟住舜さん(これすみしゅん・多摩区)。
代表して話す方法もあったのですが、やはり一人一人の声を聴いていただきたくて、4人で分け合って。
私は「前県議」(議員の資格は4月29日まで)として、広域自治体であるがゆえに見えづらい県の役割を明らかにすることを心掛けてきたこと、県がどの方向を向いているかは、私たちの暮らしに大きな影響があること、国や市と同様に県も暮らしの味方にすることが必要と訴えました。そして最後に、中原区から4年後再び県議を出すという決意を。
野末さんと惟住さんは、引き続き県議を目指します。
●川崎メーデーはいつもプラカードコンテストを行います。今年は何と中原新婦人が最優秀賞を獲得。初めての経験です。
ピンクのはっぴの背中に、「戦争」「準備」「NO」「平和」「準備」と書かれています。5人そろっての意思表示です。
●久しぶりの長いデモの隊列が、平和公園から武蔵小杉駅まで続きました。この隊列がもっともっと長くなり、現役の労働者がたくさん参加して欲しいなと思います。
私が現役の労働者だった頃、私が所属する全労働省労働組合だけでも約100人が横浜メーデーに参加していました。
状況が変わり、今はそれが困難だと思います。でもやはり労働者は社会の大きな力。今だからこそ「労働条件改善!」「正規雇用が当たり前の社会を!」「その基礎である平和を!」と労働者が力強く訴える日でありたいと思います。(2023.5.1)