●神奈川県生活協同組合連合会(生協)の賀詞交歓会に参加。
これまでも懇談のたびに、目指すところが共通しているとの思いを強くしてきました。
また、つながりも幅広く祝電・メッセージは、県をはじめ県内市町村ほぼ全域から、国会議員とともに各自治体議員、様々な団体など多士済々。出席者もまた同様です。
●生協は、1844年イギリスで誕生しました。日本で最初に作られたのが1879(M12)年。戦争で展開が難しい時期もありましたが、1948年に「消費生活協同組合法」が制定され、「国民生活の安定と生活文化向上」のための自発的組織として全国各地に設立されてきました。共同所有・民主的管理が原則です。
神奈川県連合会は1950年にスタートしました。
●県連合会の具体的活動としては、健康づくり・核兵器廃絶・大規模災害に備える・地域社会を支える・食の安全などに取り組んでいます。いずれも人間の暮らしにとって当たり前の願いです。
最近目覚ましい実績としては、フードバンクの取り組みがあります。食品ロスの削減とともに生活困難者支援を大きな目的としています。
以前に行ったフードバンクの視察でも、コロナ禍で生じた貧困に対して、大きな力を発揮している様子を見せていただきました。お米の提供を受けた方々の想いがまとめられていました。「子どもが久しぶりのお米がうれしくて、何度も電気がまのふたを開けてのぞき込むのです」という感想文が忘れられません。
●このような自主的な組織と取り組みを心強く思い、引き続く発展を心から願う賀詞交歓会でした。(2023.1.7)