●川崎労連旗開きに参加。こういう機会が減っていたせいで、懐かしい顔があちこちに。
県議団からは、石田議員と君嶋、沼上とくみつ予定候補が参加。市議団からは大庭市議、市古市議、宗田市議。畑野前衆院議員も。
県議団に4分のあいさつの時間を頂きました。団としてまとめてという話もありましたが、川崎区から皆の期待を受けて登場した沼上とくみつ予定候補の声を聴きたい方は多いだろうと思ったし、石田議員には、バトンを渡すのずえ明美さんのアピールをしてほしかったので、3人それぞれに語ることに。
●私は、「労働組合の力とともに法や行政も働く場の正常化に力を尽くすことが必要」とお話ししました。私が法を変える機能を持たない自治体議会で、指定管理者制度の見直しや労働条件確保のために、粘り強く質問で取り上げていることや、教員の正規雇用を前進させていることなどを伝えながら、県で正せることの可能性を追求する決意を。
●参加団体からのお話で印象的だったことは、川崎市公害病患者と家族の会からの訴え。
「川崎市成人ぜんそく患者医療費助成制度」について、見直しの動きがあります。「ぜんそく患者のみ助成されているのは、他のアレルギー疾患とのバランスを失する」という理由らしいですが、公害患者は、アレルギー疾患とひとくくりにすることはできません。
またぜんそく患者は、現在も北部を中心に増え続け、高額な医療費について助成は不可欠です。
このような口実で、全国で唯一(東京都は18歳以上を対象とすることをすでに停止している)の「ぜんそく患者医療費助成制度」を投げ捨てようとする福田市政。
これに先立ち、市は市役所前に掲示していた二酸化硫黄・二酸化窒素濃度などを示す電光掲示板を廃止しています。
さらに、2020年には「川崎市環境アセス審議会」の委員から、公害団体などの「市民団体推薦枠」を、強引に排除しています。「公害委員の排除は環境政策の後退につながる」との声もあります。
一連の動きは、明らかに「公害」を無きものにしようという福田市政の露骨な攻撃。
賀詞交歓会のあいさつといい、公害に対する攻撃といい、福田市政が住民福祉投げ捨ての姿勢は、ますます浮き彫りになっています。
●アトラクションで心に残ったのは、国鉄横浜うたう会の「俺たちのシルクロード」。
「朝もやの中を走り抜ける トレーン トレーン トレーン」
「遠いふるさと 離れて暮らしていても 何時までも忘れない心つなぐ」
「俺たちのロード シルクロード」
1981年、この歌は、ローカル線の廃止に抗してつくられました。この歌を聴くたびに私は涙がでます。鉄路に対する愛と鉄路を守る誇りを感じるからです。
「仕事に対する誇りを取り戻したい」と改めて思う旗開きでした。(2023.1.6)