●2023年4月には統一地方選挙が行われます。前半は知事選挙と県議会・政令市議会議員、後半はその他の市町村議会議員です。
私たちは、「国の悪政から暮らしと営業を守る」ことを掲げ、奮闘してきました。それはとりもなおさず自治体の役割でもあります。その役割を発揮させるために、共産党の議席は必須です。
地方選挙に向けた政策発表を11月28日に行いました。
●県議会において共産党議席ゼロを脱し6議席になった2015年からこれまでの成果をまとめました。
一期目の他会派からの激しい攻撃をはねのけ、二期目は、共産党の議席が県政に確実に影響を及ぼすことを示してきました。
度々求める中で実現した主なものを紹介します。
*県営住宅3800戸の空き住居を、改善・活用させることにより半減させる。
*交通安全対策、2018年度33億円の予算を2022年度50億円に増額。
*防災対策、河川改修や急傾斜地工事予算、22年度前年比10億円増の23億円。
*特別支援学校2校の新設(川崎市幸区・横浜東部)と1校の増改築(藤沢)。
*県立高校老朽化対策と耐震工事の予算、7年前44億円から2022年度245億円へ。
*来年度に向けた教員の正規採用を162人増やす。
*校則の見直し、地毛証明の廃止。
*当事者目線の障がい福祉推進条例に実効性を持たせる。
*アスベスト飛散防止対策を条例化。
*省エネ住宅リフォーム助成の制度化。
*包括的性教育につながる「性教育指導の手引き」の改訂
*生理用品の無償配布。
*市民の力で政務活動費領収書のインターネット公開実現。共産党は請願の紹介議員として連携推進。
これら実を結んだ成果以外にも、各分野にわたって粘り強い取り組みを進めています。
●今後の神奈川に向けた重点政策を、項目のみとなりますが紹介します。
- 物価高から暮らしを守り、経済を立て直す
- 安心して子どもを産み育てられる神奈川へ
- 医療・介護・障がい者施策を充実させ、温かい県政を
- 子ども・学生の学びを保障する豊かな教育の実現へ
- 働く人を守り、地域経済の活性化を
- 気候危機打開に責任を果たし、災害に強い住民本位のまちづくりを
- 核も基地もない平和な神奈川へ
- 差別をなくし憲法と人権、ジェンダー平等が生きる県政へ
- 民主的で県民に開かれた県議会へ
- 県民本位の行財政運営に
各項目の展開は、また別の場面で。
●記者会見においては、知事選挙への対応、県議会選挙への対応などが話題となりました。
知事選について、共産党は「平和で明るい神奈川県政をつくる会」の構成員として取り組みます。候補者はまだ決まっていません。
県議会議員については、この時点で明らかになっている候補者は7名。現職の井坂・上野・大山・君嶋の4人と石田議員の後任のずえ明美、加藤・木佐木前県議です。目標として議案提案権を持つ9人以上の議員団を掲げています。
定数一減となった井坂議員の選挙区でもある横須賀選挙区について、質問が多く出されました。
候補者の次なる発表が待たれます! (2022.11.28)