君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

哀悼の意は決議になじまない |神奈川県議会議員|君嶋ちか子

2022年7月28日

第2回定例会前半の最終日です。

●当局提案議案24本のうち、4議案に反対しました。反対討論は石田議員。

反対理由は以下の通り。

<定県第44号議案・令和4年度神奈川県県営住宅事業会計補正予算>

上溝団地・追浜第一団地をPFI方式により建て替えるに際し、落札事業者の提案を踏まえ金額を追加するもの。県民に必要な公共設備の整備については県が責任をもって行うべきと考え、反対しました。

<定県第47号議案・住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例>

私たちは、住民基本台帳ネットワークの中止を求めています。適用範囲の拡大は認められません。

<定県第57号議案・神奈川県立の高等学校の設置に関する条例の一部を改正する条例>

県立高校6校の再編統合を行い、3校を新校として設置することに伴う条例改正です。

6校はいずれも適正規模であり、地域にも定着しています。少人数学校や、コロナ時に必要とされた少人数授業にも対応する必要もありますから、地域の拠点でもある学校は軽々に統廃合すべきではありません。

定県第67号議案・地方独立行政法人神奈川県立病院機構中期計画の変更の認可>

診療報酬の改定により、紹介状なしの受信の定額負担が5000円から7000円に、再診が2500円から3000円に改定となります。経済的に困難な方を医療から排除しかねず、定額負担の増額に反対しました。

●請願の審議は5本。

*最初に議運で不採択となった「消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に提出することを求める請願」を諮りました。採択の態度は共産党のみ。

委員会で継続となった4本の請願は以下の通り。

*「請願・陳情の採決に対して審査した委員会で会派は審査の結果とともにその理由を述べることを求める請願」

*「政務活動と他の活動が混在する場合の按分率の基準と上限を決め、案文方法として合理的な目安を例示することを求める請願」(要旨)

*「ネット公開された政務活動費を閲覧する際、議員名で検索することができ、使用した支出伝票を閲覧できるようにすることを求める請願」

*「政務活動費の事務所費について賃貸契約書のコピーを証拠書類として支出伝票に添付することを求める請願」

どの請願をとっても当たり前のことだと思います、その当たり前のことが行われていない事態に対し、やむにやまれず出された請願だと思いますが、ここでも採択の態度は共産党のみ。住民の願いに背を向ける議会です。

●意見書案については、今回は日本共産党提案の次の2件のみです。

「消費税率5%への減税とインボイス制度の導入中止を求める意見書(案)」と「異常な物価高騰から国民生活を守るため年金給付と生活保護費の引き上げを求める意見書(案)」

異常な物価高騰の中でいずれも国民の切実な要求だと思いますが、賛成したのは日本共産党だけ。

●続いて総務政策委員会提案の「故安倍晋三元総理大臣を悼み暴力には屈しない決議(案)」の審議。この決議案には「神奈川県議会は、ここに改めて、故安倍晋三元総理大臣のご逝去に哀悼の意を表し、言論及び政治活動の自由を守り、暴力には決して屈しないという決意を表明する」との文言が記されています。

日本共産党としては、哀悼の気持ちとともにこの暴挙には厳しい糾弾を表明してきましたが、次の点から決議案には反対しました。反対討論は大山議員。

「議員は個人であると同時に、県民の代表としての意味を有します。そうした議会において哀悼の意はそもそも決議案に盛り込むことはなじまないと考えます。多様な考え方の県民がいる中で、亡くなった方への思いを他者が勝手に代弁することは許されないからです。憲法が保障する「内心の自由を侵害することになりはしないか懸念されます。憲法を順守する立場からもこの決議案に反対することを表明」し、反対討論を行いました。

共産党県議団と神奈川ネットが反対しましたが、賛成多数で採択となりました。(2022.7.21)

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