●2016年から始まった武蔵小杉駅改善の取り組み。3月13日には、南武線ホームドアがようやく完成し、オープンとなりました!
JRはライン(路線)ごとにホームドア設置を行う方針(私達は、駅ごとの混雑状況により行うべきと求めてきましたが)の為、時間がかかりましたが、南武線としては最初の設置となりました。
●「武蔵小杉駅をよくする会」の皆さん、畑野君枝前衆院議員、市古次郎市議・大庭裕子市議とともに、ホームドアオープンのこの日、武蔵小杉駅へ。
この日は日曜日ですから、朝の混雑時の様子を見る訳にはいきませんでしたが。
スケルトンの扉(透明な素材を用い、ホームとドアの間隔などを乗車前に把握できる)がピッカピカという感じ。
●2016年以来、駅調査やJR東日本との交渉を重ねてきました。
当時、横須賀線駅の混雑は極まっていました。改札を通るために20メートルも行列ができる、入ってからもロープ規制を通過しながらようやくホームに出ることができる、という状況でした。(この点は混雑時改札口の設置を求め、大幅に改善されました)
南武線は、朝のピーク時は2分おきに電車が入ってくる状況に加え、南武線の乗降客と横須賀線に向かう人の流れが交錯して、やはり、ホームから人がこぼれ落ちそうでした。
その後、ホームの拡幅は多少行われましたが、ホームドアは心待ちにしていました。
●現在、横須賀線北口改札の新設工事が行われており、ここが使えるようになれば、人の流れも変わり、混雑の解消がまた進むと思います。
横須賀線下りホームの新設工事も進行中ですが、これまで「よくする会」で求めた改善事項が、着々と進んでいます。
改善が始まった時に思ったことは、妥当な住民要求に耳を貸さない川崎市などに比べて、JRがとてもまともに見えた事でした。
一方で、合理化のために様々な問題が生じているJRですが、最低限の安全確保という点から、会の要求に応えてくれている点では感謝。
残るは、横須賀線のホームドアですね。ここは「2032年までには設置」としか明示されていないのです。これでは間に合いません! (2022.3.13)