君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

度重なる時間短縮協力金の有効性は? |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2022年2月19日

●「まん延防止重点措置」が延長となって、また時間短縮協力金第17弾に伴う補正予算審議が必要となりました。産業労働委員会での私の質問とやり取りは以下の通り。

★オミクロン株を中心とした感染状況は、学校や保育園などの感染が目立っており、飲食店における感染状況については不透明。飲食店などからも、この対策は果たして役に立っているのかを問う声が、いよいよ大きくなっている。本部としてその変化をどのように捉え、第17弾に至ったのか。

答弁 国の対処方針に基づき、専門家の意見に従っている。(主体的な言葉語れず)

★時間短縮がどのように感染予防に貢献したか、検証可能なデータなどはあるか。

答弁 他の部局のことなので答えられない。

★先程から、他の会派の質問には、他局に亘ることでも答えているではないか。しかもこの質問はあらかじめ知らせてある。基本的な事柄でもあり、逃げるべきではない。

答弁 より確かな根拠にしていく必要がある。(全く答えになっていません)

★第17弾においても選択制を用いているが、選択性を採用したことにより、どのようなメリットがあると考えているのか。

答弁 認証店と非認証店の不均衡を是正する。

★選択制にも関わって、改めて基本的な確認をする。酒類の提供をやめることは、感染予防上どのような効果があると考えているのか。

答弁 酒類を飲んでいると、マスクを外すことも増え、声も大きくなり、感染リスクが大きくなる。お酒の制限により感染リスクは小さくなる。

<再質>そのような効果があるとしたら、なぜ、同じ条件の下で要請Aが可能となるのか。

答弁 選択制は感染予防上の意味ではない。非認証店との不公平感を無くすためのもの。

<再質>「感染予防上の意味ではない」との答弁は重大。物理的条件(アクリル板・換気等)など、感染予防の条件が同一の場面で、Bが営業時間20時まで、かつ酒類の提供不可なのに対し、Aは21時まで営業可能、酒類も20時半まで提供可能という事になり、時間短縮対策の一貫性を欠く。これでは、この対策の意義さえ失わせてしまう。この点をどのように考えているのか。

(答弁)・・・この質問についても感染予防の観点は抜け落ち、同じ答えが繰り返されました。

★10分のやり取りでは、非常に不十分ですが、国の財源を基にしているだけに、様々な制約もあり、確たる答えは返ってきません。一年以上、この事を質していますが確立されません。政権施策の限界でもあります。

委員会の最後に次の意見発表を行いました。

意 見 発 表

当委員会に付託された議案について、日本共産党神奈川県議団として、議案に賛成の立場から意見を述べます。

度重なる飲食店に対する要請について、業者からは悲鳴と同時に戸惑いの声が聞こえます。酒類提供時間が伸びたことについても、ますます制度の意義がわからなくなったという声が上がっています。

協力金に用いる税がより有効に使われるよう、ここで改めて時間短縮の根拠を明らかにすることを強く求めます。

認証店における感染予防の観点からは矛盾をきたす選択制などは、事業者の混乱や事務処理の煩雑さを招きます。感染予防を無視した選択を示すことは、制度の趣旨を歪めかねません。制限する県自らが感染予防を無視した方策を示すという自己矛盾をきたします。更に委員会質疑の中で、「選択制は感染予防上の意味ではない」との答弁がなされたことは重大です。今後に向けた検証が必要です。

リスク回避のために、どのような方策がより有効なのか、これらがデータ的な根拠を持てば、施策もより確信を持って進めることができます。

今後の施策全般について、より科学的なデータに基づく判断を可能とする条件整備が必要です。

その為には、感染がどのような場面で多く起きているのか、それが次の感染にどのように伝播しているのか、などを医学的な観察・評価と一体で追求する必要があります。

これらを国にも強く求めることが必要です。

また、コロナ禍の下では、感染抑制とともに産業支援の観点も重要です。

全ての業種に対応できる支援として、事業復活支援金が設けられていますが、事前確認が必要な仕組みとなっており、これについては月次支援金と同様のハードルとなっています。商工会議所の非会員や金融機関との取引がない事業者にとって活用が困難です。零細な事業者も活用できるよう、無料で自治体などが事前確認を保障する仕組みを考えるべきです。

金額の引き上げも求められています。

  以上の意見要望を述べて、当委員会に付託された議案に賛成いたします。(2022.2.14)

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