君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

川崎水害裁判報告会で、質問状への現市長の態度に驚く! |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年10月14日

●7日、「多摩川水害二周年フォーラム」と称して、水害裁判の報告会が行われました。「台風19号多摩川水害を考える川崎の会」と訴訟原告団・弁護団の主催です。

この日は、被災住民が市に損害賠償を求めた裁判の第一回口頭弁論がありました。

原告団長の川崎さんの挨拶、弁護団からの報告、国交省OBの方の講演など、様々な場面を思い返しながら聞きました。

スライド上映もあり、2年前の衝撃的な場面がいくつもよみがえりました。町も家々も泥と水に埋まり、翌日から積上げられたごみの山、思い出も暮らしの必需品も全てごみと化しました。

●この水害は、自然災害に止まらないと原告団が結成されたのが1年前。

多摩川が刻々と増水する中、排水樋管ゲートを川崎市が閉鎖しなかったことにより、多摩川の水が逆流し、水害が発生したとして、市の過失を問う裁判です。第一回口頭弁論においては原告からの口頭陳述を行い、その陳述を書面で私も見ましたが、恐ろしさをまざまざと見せつけられました。どれ程無念だったことかと思います。

次回11月30日の弁論は、市側の反論となります。(残念。本会議の予定が入っており、またもや傍聴できず)

●裁判の行方は重大な関心事ですし、報告や講演もとても興味深かったのですが、私はある資料に仰天しました。

川崎市長選挙目前です。当会が市長選挙予定候補者に出した質問状に対する現市長福田氏の態度が記された紙片、隣には、民主市政の会から立候補を予定している市古ひろかず氏の誠実な回答が載っています。

福田氏側から会に何の連絡もないので、会の人が赴いたところ、「回答しないと決めました」との答え。その旨の連絡は?と問うと「通知は致しません」と。

事務員の思いつきではないことも伺われ、公表してもかまわないとも言っていたそうです。

●市長をめざす人が市民から質問状を出され、それに答え自らの考えを市民に諮るのは、ごく当たり前のことだと思います。それに対するこの乱暴な態度、私は心底驚きました。

訴訟を起こすような会には答えたくなかったのかもしれませんが、次期市政を担う予定候補者への質問です。最低でも「お答えできません」くらいの連絡は必要です。

これでは、「気に入らない人間の存在は無視する」という態度にも通じてしまいます。

でも思い当たることはあります。

現市長が市長就任直後の2013年、車座集会なるものを市の主催で開きました。そこでは、武蔵小杉駅周辺の再開発の見直しを求める声が相次ぎました。

すると市長は、「私とあなた方の考え方は違う。これ以上話しても無駄」と言い放ち、市民の声には何一つ答えませんでした。「市民の声や要望を抜きにした市長のまちづくりに対する考えが行使されていいのか。この町は市長のものではない」と私は言いましたが、その後も再開発は変更なく進められています。

●無視する、口封じをする、というのはやがて、自分の気に入らない存在は排除するという事にもなりがちです。安倍政権・菅政権に著しかったこの態度、政治家、特に執行権を持つ人は、この態度厳に戒めなければ、独裁や私物化を招いてしまいます。

水害から話がそれましたが、水害で市自らの責任は認めてこなかった市の態度と無関係ではないかもしれません。(2021.10.7)

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