君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

看護学生を支えよ!看護学生の実態 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年1月21日

●10日ほど前に民医連と懇談をしています。看護学生の学習環境を保障することを目的とするものです。

今回、本会議質問の準備のために、その時の資料を見返しています。

全日本民医連は、昨年9月に看護学生の実態調査を行っています。その神奈川版が資料として提供されました。神奈川版と全国版はほぼ同じ傾向を示しているとの事。

以下神奈川版に沿って懇談しました。

●<想像以上に貧困が進んででいます>

*以前よりも親の経済力があてにできない。それどころか親への仕送りまでしているケースがあるのにはびっくり。(経済的困難が、学生にとどまらず日本全体を覆っています)

*アルバイトなどに追われ、勉強に専念できない。

*朝食を食べられない学生が増えている。

*炭酸水を飲んで空腹を紛らわす。

*教科書買えず、コピーをとる。

*学費が高くなり、学費が少しでも安い県立・市立しか受けられなかった。

*学費が奨学金では賄えない。

*アルバイト禁止の学校もある中で、53%がアルバイトを行い、一日の労働時間が7時間以上の生徒も。

*実習時にさえアルバイトをせざるを得ない。

●<授業等については>

*まともな授業が行われていないのに、学費が一円たりとも返還されない。

*大学がオンライン授業しか行っていないので、タブレット購入が必須。

*実習受け入れ医療機関が少ない。

*コロナで益々実習の機会が奪われている。

●<これらの状況を抱え、要望としては>

*学費の減免

*この期、授業が行われていない間の学費の返還

*実習ができない事態に配慮した対応を

●民医連として、神奈川県に対して、以下の要望を検討中。

*看護師養成の観点から給付金制度を。

*神奈川県の「看護師等修学資金貸付金」の拡充。

*情報環境の整備・通信料負担等に支援を。

*学費の減額・免除が可能となるような支援を。

*実習受け入れが可能となるように、介護施設や医療機関に対して支援を。

●コロナ禍のもと、医療を懸命に支えている看護師の不足が顕著です。神奈川県は看護師が最も不足している県です。看護学生を支えることは県民要求でもあります。

大阪府内の看護学校2校が、コロナのさなか、閉校を決定したとの報道に慄然としました。要因として、公的補助の削減・志望者の減少が挙げられていました。

志望者のことを、懇談の中で質問すると、神奈川では減少していないという事で、少し救われた気持ちになりましたが、公的補助の拡充は神奈川県でも課題です。

今も看護師不足があちこちで切実です。そしてこの大変な仕事は、即席で間に合せることはできません。

看護学生が学びに専念できる環境を整備することは、社会的使命でさえあります。(2021.1.19)

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