●「カジノの是非を問う住民投票成功めざす市民集会」(長いなー)が開かれました。
林市長が、「カジノ誘致については白紙」と言って、市長選挙に当選したのが2017年の7月30日。
その後2019年8月22日に突如カジノ誘致を表明し、一年が経ちました。
●カジノに反対する市民は、住民投票でその企てを葬りたいと思っています。
9月4日から、住民投票条例制定を市長に直接請求する署名集めを開始します。当初4月から始める予定でしたが、コロナの影響で延期を余儀なくされました。条例制定に必要な署名は約6万2千。これを2か月間で集めます!
●様々な立場からの挨拶、ゲストの横浜港ハーバーリゾート協会の方は「ここから見える山下ふ頭、こんないいところはありません。ここで刑法違反の博打をやろうとしている、それを行政・政府・市長が先導する。考えられません」と。
多くの人が同じ思いです。カジノで街が栄えるなんて幻想です。韓国のカジノを見てきた人も報道も、アルコール依存症や犯罪、生活破綻が増えていると伝えます。
●昨年12月には内閣府副大臣IR担当だった秋元司議員がカジノに関わる収賄罪で逮捕・起訴されました。
政府は、基本方針を発表できず、骨太方針からもカジノを外しました。
さらに、業者側最大手のラスベガスサンズも撤退を表明。
市は、当初6月に予定した実施方針の公表を8月に延期しましたが、8月19日には再度の延期を発表せざるを得なくなりました。
それでも林市長は、「将来の市財政に必要。コロナ後の経済回復策」と言い張っています。
●私は昨年の代表質問でも、カジノに固執する市長の姿勢、それを後押しする黒岩知事を質しました。
「カジノの害悪とともに、自治体が賭博で巻き上げたお金をあてにする政治姿勢、そして何より住民の意思を無視することが自治体の首長として許されるのか」と。知事は「財政にとって有効」と林市長の姿勢を支持しました。
市長と知事それぞれの思い込みか、ある筋からの指示なのかはわかりませんが、住民の多くが反対している事を無視し、望まないまちづくりを強制するのは、自治体を私物化しているという事です。「あなたにそんな権利はない」と声を大にして! (2020.8.22)