君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

多摩川の浚渫(しゅんせつ)など、これではおぼつきません! |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2020年7月16日

●昨年の台風19号の被災の課題が今も残っているというのに、早くも、雨の心配をする時期になってしまいました。

近頃の梅雨は、潤いにとどまりません。事実九州などを中心に深刻な豪雨災害が生じています。この国土はどこまで傷みつけられるのかと思います。

今年3月に、国土交通省京浜河川事務所に多摩川の河岸整備や川底の浚渫をお願いしています。その後の進捗状況が心配で、経過を伺いたいと同事務所に申し入れをしていましたが、それがようやく実現して、13日に伺いました。

●「多摩川緊急治水対策プロジェクト」なるものが示されています。そのプロジェクトの範囲は、流域でいえば府中市・調布市・狛江市、そこで途切れ、下流は幸区の中ごろから川崎区にかけて予定されています。つまり、高津区・中原区流域は、対象となっていません。

何故対象となっていないかを当然前回聞き、「プロジェクトは、川幅が狭いところに対して川幅を広げるために掘削を行う」との説明を後日電話で確認しています。

それによると中原区などに相当する流域は、川幅が足りているという事になりますが、現実に昨年の水害は起きています。

そのことを前回も訴え、プロジェクト以外に必要に応じて浚渫などを行うとの回答を得ていました。

●今回、その進捗状況を問いましたが、これまでに実施したのは、多摩区の三沢川、高津区の平瀬川の多摩川への合流点の土砂撤去を行ったに過ぎません。

これでは、昨年規模の雨量が襲ってくれば、またもや、中原区が水に埋まる可能性は否定できません。むしろ、スムーズに支流の水が流れ込み、流量が増した分、その下流の危険は増すことさえ考えられます。

これらを訴え、川の容量を広げるために、川底の浚渫を早急に行うことを求めましたが、「必要に応じて」というのんびりした構えは変わりません。

その必要性の判断をどのように行うのかを聞きたかったのですが、時間がありませんでした。まだまだやりとりが必要です。浚渫の実際の工事業者をどのように押さえているのか、も問題です。

●総じて、とてものんびり構えているような印象を受けてしまいました。

レーザーで川底の状態を探るといっていたのに、その実施状況を聞いても具体的に応えられません。どのくらいの土砂量を取り除いたのかを聞いても、具体的な答えは帰ってきません。今ここでは答えられないという事が殆どでした。

昨年の水害の深刻さ、今年も日本各地で起きている水害をどこまで受け止めているのか、切迫感がまるで感じられませんでした。

●時間を十分にとって、問題箇所別に話を進めなければ、対応を変えることは難しいなと感じました。この日も多摩区から川崎区までの流域の諸問題全般が出されていましたから。

そもそも、工事の計画をどのように組んでいるのか、業者との契約をどのようなスパンで行っているのか、等が問題です。今回のように川を相手に行う仕事は。事務レベルの頑張りだけでは、動かし難いのですから。

中原区などの流域の浚渫工事計画を、どのように組み込ませるか、がカギとなるのかもしれません。次にどのような手を打つべきかと考えながらの帰り道となりました。 (2020.7.13)

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