●平和を願う灯ろう流しが、川崎市平和館と脇を流れる二ケ領用水を会場として取り組まれています。今年は7回目を数えます。
実行委員会と平和館が主催となり、区内5つの保育園が協力・参加しています。
午後5時からオープニング。参加の子どもたちの出し物、影絵、腹話術が平和館のホールで行われました。
私が県議団控室から駆けつけた時は、城谷護さんとごろーちゃんの掛け合いが始まっていました。
●新鮮だったのは、保育園児たちの反応。ちょっとした言葉のやり取りに何度も笑います。楽しげに全身で。
同じパターンのことば遊びを繰り返すと、何度も同じように笑い声が帰ってきます。小さな子が同じ遊びを何度も繰り返すのを思い出しました。相手をする大人があきてやめようとしても、子どもは「もっとー!」とせがむ場面。思うに子どもは余計な予測をしないで、純粋に物事と向き合うことができるんでしょうね。
その笑い声が心地よく、すっかりうれしくなってしまいました。
城谷さんとごろーちゃんは何度も聴いていますが、保育園の子ども達が聴く場は初めて。城谷さんの芸はもちろんですが、子どもたちの反応と笑い声だけでも、とても楽しめ癒されました。
灯ろう流しに多くの子どもたちを招き入れているのが、この実行委員会の特徴。今年は特に子どもが多かったようです。一園参加が増えたといいますから。
●いよいよ二ケ領用水に、オープニングの前に創った灯ろうを流します。順番を待つ親子で長蛇の列ができます。
私は6時半からのまちづくりの学習会に参加するため途中で抜け、今年は暗い中にともる灯ろうを見ることはできませんでしたが、とても印象的な灯ろう流しとなりました。
子ども達が、平和を願って流した灯ろうを大きくなっても憶えていてほしいな、と思いながら次の会場に向かいました。
子どもには、ころころと笑うのがよく似合う、なのに、笑いながら成長できたはずの命が度々奪われて…と辛いニュースも思い返しながら。(2019.7.24)