君嶋ちか子

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神奈川県議会議員
活動日誌

津久井やまゆり園事件追悼式、知事も議会も問われる |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年7月25日

●また追悼式が巡ってきました。
3年前の7月26日、私達共産党県議団は、合宿中の朝のニュースでこの異様な事件を知りました。私はこの時厚生常任委員。以来2年間、厚生常任委員として問題と向き合ってきました。
津久井やまゆり園の再建は、まだ設計中の段階です。先日の「神奈川グランドデザイン特別委員会」においても、施設のあり方めぐり、質問でも取り上げたところです。

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●今年の追悼式は、過去最高の685人の参加だったそうです。壇上には、やまゆり園入所の方が折り紙で作った19色の花束が。19人それぞれを偲んだ絵も飾られました。
知事は毎年式辞を述べますが、「共に生きる社会かながわ憲章の理念の普及に努めます」と結びました。
私と隣の大山議員は、思わず顔を見合わせました。「またこれか」と思いながら。

●私は、各種委員会を初めとした様々な場面で、「共に生きる社会をめざすのならば、理念の普及にとどまらず、まちづくりや学びや就業の場で具体的な保障を作りだすことが必要」と訴えてきました。差別を生み出しているのは、「意識」だけではないからです。
生活する場で、具体的に生じているのです。

象徴的な例として、私は街を歩くときの障壁を解消するものとして、エスコートゾーンや信号の音響装置の設置などを促進すべきと度々取り上げています。また、特別支援学校の増設なども切実に求められています。
「共に生きる社会」をめざすなら、これら具体的施策に本気で取り組むことが、不可欠です。
一方で、知事や県当局は、理念の普及や啓発を度々口にしますが、具体的施策が不十分です。私は、啓発にとどまらず、啓発と施策を並行的に進めることが必要だと考えています。

●事件から三年を経て、なお理念の普及に留まるのかという思いで、顔を見合わせたと言う訳でした。
知事の言葉でひっかかたのが、もう一点。
「差別や偏見を排除していきます」といいましたが、ここで「排除」を使うかと呆れました。「排除」はまた新たな差別を生み出す可能性がありますし、行政の長として「排除」という言葉を主体的に使わなければいけない場面は、およそないのではないかと思いました。
この人の発想には、このような言葉が登場するのかと、驚きを覚えながら聞きました。

●知事が「共に生きる社会」という度に思い浮かべるのは、県が朝鮮学校に対しては補助金を出していない事です。他の私学や外国人学校と区別し、ここにだけ補助金を出していません。まさに差別をつくり出しているのです。
また、議会がこの「ともに生きる社会憲章」を持ち出す度に思うのは、「考え方が違うから、共産党の委員とは委員会視察を共にしない」と決して実行してきた自民党を初めとした他会派のことです。
実質的に私たち共産党の議員は、4年間委員会視察からまさに「排除」されてきました。今年も追悼式の翌朝、議会棟の玄関で出発前の視察バスとすれ違いました。(2019.7.22)

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