●ようやく、選挙後初めての街角宣伝ができました。
街角宣伝は、午後2時から4時くらいの間で、商店街やスーパー前などでお話しします。1カ所の演説10分位を目安に、6カ所ほどを回ります。買い物中の方などが中心ですから、朝の駅頭とは雰囲気が全く違います。
この宣伝を、初めて立候補した前回の選挙前から、およそ5年近く続けてきました。通りすがりに注目してくれる人や声をかけてくれる人が多く、楽しく実施してきました。
議員になってからは、時間のやりくりが結構大変でしたが、最低でも月1回行ってきました。
●この日も、「がんばってよ!」と声をかけてくれる方や、バイクを止めて握手の手を差し出してくれる方、「本当に良かった」と激励してくれる方などが続きました。これだから街角宣伝はやめられない、とやる度思います。
でも短時間にその時のエッセンスを語るのは、簡単ではありません。しかも県政についても必ず述べようと思うと、さらに難しくなります。その場で行き交う人たちが、こちらの言葉から連想できる事柄、という点で、県政を語るのはとても難しいのです。
例えば、「消費税」「憲法」等は、意見の違いはあっても互いの「土俵」になり得ます。でも、県政ではこれほど皆さんの意識に上っている事柄はありませんから、いかにして聞く耳持っていただけるか、という点で苦労します。
●この宣伝で忘れられないのは、5年前、宣伝を始めて間もない頃、新城の商店街の宣伝を終え車に乗りかけた時に、車のドアをバンバン叩いてきた男性のことです。
てっきり文句を言われるのだろうとおもいながら、ドアを開けました。本当に怒った表情でしたから。
すると、「共産党はアベラ―をやめさせてくれ! あいつは独裁者だから。共産党絶対勝てよ!」という主旨のことを、本当に怒りながらまくしたてられました。
本当にこの方が仰る通り、独裁者そのものです。その独裁者をまだやめさせられないでいる、と街角宣伝の度、悔しくも申し訳ない思いになリます。(2019.5.27)