君嶋ちか子

きみしま 千佳子
戦争する国づくりストップを!
市民とともに 県政を動かす!
神奈川県議会議員
活動日誌

国際バカロレア校と県立川崎図書館、そして住吉高校の改修

2018年7月4日

●今年度は文教常任委員会の所属です。29日の常任委員会、共産党の質問は答弁含め20分。

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●最初に取り上げたのは、国際バカロレア校について。
神奈川県は「県立高校改革」と称して、学校の削減と「特色づけ」を進めています。私は本会議でも、これらについて反対の立場から二度質問していますが、今回は問題と思われる例として、バカロレア校を取り上げました。

「国際バカロレア」というのは、1960年代にスイスで開発された教育プログラムですが、その認定校になると得られるメリットを問いました。答えは国際的な大学受験資格が得られるという事でした。
でも、国際バカロレア認定を受けなくても、多くの留学は成り立っています。

国際バカロレア校の認定を受けるために何が必要かを問いました。特殊なものとしては理科実験室のシャワー設置、そして申請時139万円、その後毎年136万円の納入です。
認定校を目指している横浜国際高校、私は2年前に視察に行きました。校舎はきれいに改修され、ホールも作られていました。一方で少人数で使える部屋もふんだんに用意されていました。他の高校とは別格という感じでした。

納入金といい、学校設備といい、バカロレア資格を得るためにここまでやる意義があるのだろうかと思いました。
質問では、他の県立高校とのアンバランスを問題としました。高校ごとの特色づけに腐心するのではなく、基本的な学びを多くの生徒に保障することが必要です。

●二つ目に取り上げたのは、県立川崎図書館です。
移転した図書館は、外はもちろんKSP内部にも看板がなく、初めての利用者は戸惑います。看板の設置を求めました。KSPは共用部分の使用に制限がありますが、何とか工夫してわかりやすい表示をつくるとのことでした。

移転前後の蔵書数について聞きました。旧県立川崎図書館保管43万冊に比べ、KSP保管は28万冊、館外保管が増え、場所も相模原倉庫、旧野庭高校、紅葉坂、市町村図書館と散らばっています。収納量も聞きましたが、7年後には容量の限界を迎えるとのことでした。
愛されていた「優しい科学コーナー」を市町村に譲ってしまった理由を問いました。市町村の方が生かせるだろうとの判断という事でした。

資料費が年々減り続け、1995年に比べると約6割になっています。この理由を聞いたところ、必要なものを購入してきた結果であり、意図的に減らした訳ではないとの事。これが本当だとしたら、運営意欲が問われます。

司書数など体制の問題は、一定期間運営状況を見てから評価することとしました。

●三つ目には新まなびや計画における、老朽化対策費の使い方を問いました。

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傷みが激しい住吉高校の外壁対策を求めました(写真)。毎日過ごす生徒には、気持ちよく過ごせる校舎を保障すべきです。新まなびや計画の予算を増やし整備のスピードを上げなければ間に合いません。
特殊化求める県立高校改革で、一部にお金をかけるのではなく、広範な生徒に整った教育環境を提供してほしいと思います。(2018.6.29)

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