君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
未分類 活動日誌

中原養護学校卒業式、命を大切に生きていく

2018年3月17日

●「おめでとう」の言葉とともに、特別支援学校高等部の卒業式の度に気になることは、「卒業後、どんな生活を送るか」です。保護者の方が、常に口にする言葉でもあります。

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就労可能な卒業生の就職状況はどうだったでしょうか?
私は、職業安定所在職の頃、特別支援学校生徒の職業相談や就職にも関わりました。実習先や就職先の開拓などの先生たちのご苦労も知っています。
就職後も平穏ではありません。私たち安定所の職員も、その後のフォローで就職先を訪れたりもしました。
一方、就業困難な方は、卒業後どのような場を得て、生活をしていくのか、次のステップは確保できたでしょうか?
このような状況を本当はお聞きしたかったのですが、式当日はやはり、そんな訳にも行きません。これはまた別の機会に。

●式場で最前列に並ぶのは、車いすというよりはベッド状態の卒業生です。重度重複障害の子どもたちにとって、一日一日が命をつなぐ作業だったのだろうと思います。
たんの吸引や胃ろうなどのケアをしながらの通学や学校生活。本人はもちろん、保護者の方や先生の懸命なそして優しい姿が浮かびます。
最初にこの学校を訪れた時の、先生がマットの上で生徒のマッサージをしていた姿が忘れられません。スクールバスに乗っている間に、筋肉が硬直してしまうからです。「授業はこのマッサージから始まるんですよ」と先生は仰っていました。
通学をめぐるいくつものご苦労も思い返されました。長い通学時間、スクールバスを停める場所がない、命の危険に晒されることもある…等々。

●卒業式の最後に、卒業生一人一人からのメッセージがこもごも語られました。皆とても素敵でした。
ある卒業生のメッセージです。「お母さん、私を生んでくれてありがとう。お父さんとお母さんの子どもで幸せです。命を大切にして生きていきます」
これほど端的に語られる感謝の言葉が他にあるでしょうか。ご両親にとって最高の言葉でしょうね。
私は卒業生の姿に感動するとともに、またもや娘のことに直結して泣いてしまいました。思えばこの春、学校に関わる行事では、泣いてばかりでした。(2018.3.14)

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