君嶋ちか子

きみしま 千佳子
戦争する国づくりストップを!
市民とともに 県政を動かす!
神奈川県議会議員
活動日誌

「キャンドル革命と東アジアの平和構築のために~」

2017年11月30日

●韓国に繋がる機会が続きます。25日の働く女性の集会に続き28日は、「世界と地域をつなぐ―神奈川フォーラム」主催の講演会で、金英丸(キム・ヨンファン)さんの講演を聞きました。様々な運動に取り組んできた平和運動家です。

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開口一番は「日本ではどうして朝から晩まで日馬富士のニュースなんでしょうね。今一番報道しなければいけないのは、森友・加計問題じゃないんですか?」(いやはや、その通りです…)。

●お話しは多岐にわたりましたが、印象的だったことは、朴槿恵大統領の実像が、日本ではリアルに伝えられていなかったという事です。
氏は「朴大統領の4年間は、国内を分断し、強行で一方的な外交で朝鮮半島に困難を持ち込み、国会を政府のイエスマンに転落させ、何よりも国民の命と安全を守る責務を遂行しなかった」等のハンギョレ新聞の報道を紹介しました。

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セウォル号事件MERS問題の対応に対する国民の失望と怒り、中国やロシアの反対を押し切って米国のミサイル防衛システムの一環であるTHAADの配備を決定、朴正煕大統領の名誉回復狙った歴教科書の国定化、「慰安婦」や国民の合意なしの韓日慰安婦問題「解決」の受け入れ…等々反国民的独裁者振りは、日本の報道からはリアルには伝わってこなかった、少なくとも私の受け止めは不十分だったという事を実感しました。

直接的なきっかけはチェ・スンシル事件のように見えましたが、背景は「国民不在の国家に対する絶望と抗議」と語った先日の女性集会の金美珍さんの言葉が具体性を持って迫ってきました。

●キャンドル革命の最大の意義は、「国民が政権を倒すことができるという自信を得たこと」と。
そうですねえ、選挙でそれができなくても、市民運動でも国政を変えることができるという実感は本当にうれしい事でしょうね。やはり聞きながら思うのは日本の政治状況、韓国でできることが何故日本でできないか、ですが、この点は引き続き…

毎週毎週繰り広げられた集会は「私たちに週末を戻せ」というスローガンまで生み出したとユーモラスに語られました。でも集会は「忘年会」でも「同窓会」でもあったと。文化祭とも名付けられ、やはり先日の美珍さんのお話しと共通した雰囲気が伝えられました。それほど楽しかったから、1685万人という参加者を生み出したのだと思います。

李明博政権以来のマスコミ統制も、日本の最近を思い起こさせました。意に添わない幹部や記者は次々と解雇、アナウンサーに至っては半分以上が解雇されたといいます。10年間にわたって異常な放送が続いたと。

拉致問題の解決を遅らせているのは安倍首相とも。小泉首相の時に拉致被害者が戻ってきたのは対話をしたからであり、対話拒否の下では解決しないとキッパリ。

東アジアの平和を展望した時に必要なのは、日・中・韓が友好関係を築くこと、と何度も。その視点に立った際に、辺野古の正しい解決は日本にとっての要と。
北朝鮮と韓国も市民的には様々な交流はあるそうで、分断を強調する報道の問題点を指摘していました。
これらの点からも、ハンギョレ新聞の日本語版は必読だそうです。

●気負わない日本人の感覚を踏まえたお話しぶり、とてもわかりやすく韓国の状況が今までよりはるかに理解できたように思います。
日本も、北朝鮮のミサイルや核実験、さらにはその報道に踊らされることなく、東アジアの平和を本気で考える時です。(2017.11.28)

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