●行事が多い季節ですが、今年は衆議院選挙があったため、一層集中している感じです。12日は、四つの地域を駆け巡りました。
●「区民祭」は、人がぶつかり合うほどの盛況です。さらに新しい出展団体も増えている様子。多くの市民が集い、交流している姿を見る事ができるのはうれしいものです。この平和な情景がいつまでも続きますようにと願わずにいられません。
●「森とせせらぎ祭り」は、中原区と高津区の市民運動が中心となって開催し、第11回を迎えます。川崎市の後援を初めとして多くの町内会、学校などの協力を得て行われています。
区民祭と同様、多くの家族連れでにぎわっています。
●このような場に触れる度、実に多くの個人や団体が地域の生活を支えていることに驚かされます。心ある方々によって、地域の安全や潤いが保たれているのだと思います。国や行政もより役割を果たすことが必要ですが、自主的な取り組みだからこそ発揮される力もあるんでしょうね。
●自治体学校は午後、分科会の途中からの参加となってしまいました。分科会は「女性への暴力」施策の現状と課題に参加。厚生常任委員会により近いテーマもありましたが、今回はあえて女性問題へ。
女性保護事業の実情についての報告は既に終わり、性の商品化を考えると題したポルノ被害についての報告が始まっていました。
ポルノは、その制作・流通・消費を通じて様々な性被害を生み出しています。ポルノビデオへの出演を強いられる、見ることを強制される、ビデオと同じ行為を強要される、それらがさらに動画で流されるなどの被害が引き起こされています。被害者は、数十年にわたり心身への傷を被り苦しんでいます。
またポルノの影響を受けた者が引き起こす、それをまねた犯罪も頻繁に起きています。
ポルノ被害者に対する相談や救済はまだ始まったばかりです。他の先進諸国では、政府や自治体が積極的に支援体制をつくっています。日本では、ポルノ被害は言うに及ばず一般的な性暴力被害者でも支援は不十分です。行政が果たさなければならない役割は実に多様です。
●ついで、自由法曹団神奈川支部50周年記念レセプションに参加。
困難に直面した時に、自由法曹団の弁護士の方々が労を厭わず支えてくれたことにより、どれ程多くの人々が救われ、また正義や志を貫くことができたことでしょう! 争議団でその頼もしい姿を何度も見てきましたし、最近のアスベスト訴訟の勝利判決も嬉しく思い浮かびます。
県議団もお世話になっています。神奈川県議会の民主化を目指して提言書をつくり、議会のあるべき姿を示していただきました。個別の問題でも法律的な側面からのアドバイスを頂いたこともあります。
今後とも、人間らしく生きていける社会めざし、ますます発展していただきたいと願っています。私たち県議団も共に!(2017.11.12)