16日土曜日、多くの行動が交錯した忙しい日でしたが、地元で嬉しい賑わいが見られました。
法政通り商店街恒例の「大そうめん流し」、事前申し込みの人の列があり、更に当日申し込みの列がその何倍もの長さで続きました。150メートルぐらい?
そうめんを流す樋も80メートル、隙間なく人が詰めかけていました。
近くのお店の方にお話を聞きました。
「参加者多いことがポイント。少なかったら恥ずかしくて食べてられないんだよね」
「時期も大事。夏休みに入ってすぐにやる。これより遅くなると帰省や旅行が入っちゃう。これ食べないと帰れないという人も多いんだよね」
「子どもたちは水筒持参でくる。何入っていると思う?めんつゆですよ。めんつゆ一杯が一応のルールだけど、子供たち足しながら食べ続けるんだよね。でもそんなの止めたりしない。お祭りなんだからね」
「商店街の大人だけじゃなく、子どもたちが手伝う。年々引き継がれ、中学生や高校生も前日の準備から手伝いに来る。小学生の時から一生懸命やっている子には、法政通りTシャツが進呈されるんだけど、これが人気があって、何年も着続けてるんだよね」等々。
確かに、うわさのTシャツ着た中学生(聞きました)が、薬味提供を担当していました。
28年続いているこの行事、街に根付き楽しげに人が集います。街や商店街はこうありたいもの。嬉しいお話でホッとしたひと時でした。
一方で、おいしく賑やかに食べ続ける人々見ながら、平和で自由な社会を失いたくないと改めて思わなければいけない哀しさ。今回の選挙結果で益々「戦争国家や独裁国家がすぐそこまで」と気をもまなければならない今の日本です。