働く女性の神奈川県集会に参加しました。
全体会は広木道子さんの講演。常に低コストと市場を求め移動を繰り広げる企業は、国をまたいで使い捨て労働を生み出す、これが前半の主旨。
家事労働はそれが甚だしく、例えば、香港の家事ヘルパー32万人の半数はフィリピンからきています。我が子を国に残して、他国で家事労働と育児に従事する母親たち。経済格差のなせる技で、フィリピンの平均賃金は香港の最低賃金の2分の1とのこと。
安倍政権の「国家戦略特区」では、女性の活躍推進のために「外国人家事支援人材を受け入れる」としています。この目指すところが透けて見えます。
後半は、政権の「女性活躍推進」の実態について、「これでは女性は輝けない」が結論です。同感! 安倍「雇用改革」と「女性の活躍」は矛盾します。労働者が働き続けることは困難になるばかり!
分科会は「ブラックワーク110番」に参加しました。こちらはまた別の機会に。