お祭りの笛の音色があちこちから聞こえてくる週末、夕方からおおば(大庭)市議と神酒所を回りました。この時間帯に伺うのは初めて。皆さん行事を終えて、明日の準備をしつつ、少しゆっくりする時間帯です。
昼間の参加者がいっぱいの会場と違って、お話ができます。こもごもお祭りの意義、そして楽しさや苦労が語られます。ここまでは予想されることですが、私がびっくりしたのは、『国民連合政府』が話題となったことです!しかも5か所回ったすべてのところで。語り口は違いますが、それぞれ今回の提案を歓迎する方向でした。
あるところではマイナンバー制度やTPPへの批判まで。「党名は変えた方がいい」とか、「政党助成金は受け取ればいい」「北朝鮮のミサイルが飛んできたらどうするんだ」などの話もありましたが、とにかく先方からこのような話がどんどん出てくるのには驚きました。この地域は地主さんも多く、いわゆる保守の基盤といわれる層が、主に町内会を支えている地域です。
ある集いで、私は「安保法制めぐる闘いで私たちは新しい地平を見た」と語りました。昨年からの粘り強い「憲法と平和を守る闘い」と地方選挙、そして独自の大運動、これら一体となって共産党がかつてなく力を高めていると思っています。そしてこれらを土壌として、若い力を初めとした党外の方々の思いと響き合うことができている、と思います(自惚れと思われる方もいらっしゃるでしょうが) 。
また、この日の昼間参加したある後援会で藤森毅(共産党文教部責任者)さんは「日本の民主主義をめぐる闘いは明らかに新しい段階に入った」と。
これらの言葉と神酒所での会話を思い返しながら帰途につきました。(2015.10.10)