日本共産党の川崎市後援会総会を開催。
ゲストの山添拓さんが、参議院選挙以降の日本について語りました。
参議院選挙でなぜ日本共産党が議席も得票も後退させてしまったのか、この点については、①異常な突風 ②共産党を語るという点での弱さ ③党の主体的力量の不足 というこれまでの域をでませんでした。(私はなぜ国民が共産党に抵抗を感じるのか、という点をもっと深めるべきだと思っていますが)
反動ブロックとの闘いの重要性が強調されました。
私は、差別やヘイトに対し、六中総で「幅広い連帯をつくり出し、国民の理性と良識の力を結集して危険な潮流を包囲する」「運動が市民的モラルを守り、広い人々に共感される方向で発展するよう積極的役割を果たす」としていることについてはもちろん共感しますが、現実に起きている問題がその方向性に照らしてどうなのか、という疑問を持っており、その点について質問しました。
第二部の冒頭では、川崎市長予定候補ののずえ明美さんが決意表明。大きな公約としていた「18歳までの医療費無料化」が、選挙を前にして実現したと力強く報告。日本共産党川崎市議団が1988年に初めて医療費無料化を取り上げて以来40年近く、市民の署名・陳情・請願なども粘り強く続き、ようやく勝ち取った成果です。
でもこれは、首都圏で最後のゴール。
福田市長はこの発表時、苦り切った顔で「苦渋の選択」と言いました。市民の要求を実現する時にこの態度、驚く方も少なくなかったと思います。この自治体の役割知らない所長は変えなければいけません。
宗田市議団長も議会報告。ここでも福田市長の酷さが報告されました。
共産党がエアコン設置への補助を求めた際、生活福祉資金を借りることを進め、それが無理な人は衣服で調整するようにとの答弁をしたと。呆れます。宗田さんも怒りを隠せない様子でしたね。驚くべき感覚です。衣類の調整など既に誰だってやっています。そんな間の抜けた言葉を聞くために答弁を求めたわけではありません!
のずえ明美さんを川崎市長にという思いが募ります。(2025.9.13)