●毎月18日には「18区市民の会の宣伝」が行われ、私も極力参加しています。
2月は、あいにく中原区後援会の宣伝も同じ時間に重なってしまい、私は前半武蔵小杉サードアベニューの中原区後援会宣伝に参加し、後半は溝の口駅の18区市民の会の宣伝に駆け付けました。
この日もすごい風。プラスターはゴムベルトで抑えても、煽られて抜け落ちてしまいます。それでもチラシを受け取ってくれる人はそれなりに。
●この日は、トランプ大統領言いなりの石破政権が軍事費だけは突出させ、そのしわ寄せが命と暮らしを直撃していることを話さずにはいられませんでした。
命直撃の象徴が「高額療養費自己負担上限額引き上げ」です。
現在、高額な医療費については、年収に応じて月ごとに負担限度額を設け補助しています。25年度予算案ではこの上限額を大幅に引き上げようとしています。例えば年収510万~650万円の人なら、現行4万4400円の自己負担が6万3000円となります。
●保険医団体連合会の調査によると、引き上げられたら約4割が「治療を中断」、6割は「治療回数を減らす」としています。これでは死と直結してしまいます。私はこんなことを提案する政府について、「人非人」という言葉を思い出してしまいました。
この改悪による給付費減5330億円を見込んでいることも許せないのですが、私が驚き呆れたのは、これに伴う受診抑制2270億円を見込んでいることです。政府は受診を敵視しているのでしょうか。趣味で受診しているというのでしょうか。「高くなったから受診をやめよう」と気楽に判断できると考えているのでしょうか。
●悪乗りはやめよと言いたいのは、ここでも「現役世代の保険料負担を減らす」を引き上げの理由とし、世代間の分断を進めようとしていることです。
現役世代の保険料負担を減らしたいというのであれば、政府が医療費の枠を増やせばいいことです。何せ突出させた軍事費の僅か6%ですよ。今回の給付費減5330億円は。
「削減するところが違うでしょ」と声を大にして言いたい。「国防」というなら国民の命を守れ。国民の命を奪う政権は変えなければなりません。(2025.2.18)