●知事に県議団の「2023年度神奈川県の予算・施策にかかわる要望書」を手渡しました。
県内の各団体との懇談や各自治体との連携通じて、またそれぞれの活動の場で訴えられる切実な要望をまとめたものです。大項目(タイトルはもう少し呼びかけ調ですが)は次の通り。
1;子育て支援
2;教育の環境整備
3;医療・介護・福祉・社会保障
4;雇用・地域経済
5;防災・まちづくり・再生可能エネルギー
6;青年学生支援・女性の地位向上・人権尊重・文化スポーツの充実
7;消費者行政の充実・強化
8;核も基地もない平和な神奈川
●71ページに及びます。毎年「もう少しコンパクトにしたいね」と言いながら、果たせずにいます。というより増えています。切実な課題は増すばかり。
例えば二年前からコロナ禍の下で、県政が行うべき事項はいやが上にも増しています。
三日間集中議論する夏、その後は団会議の通常の議題の合間に。それでも終わらずに毎年提出日に滑り込みセーフという具合。今年もその例にもれず。
なぜそんなに時間を要するかと言えば、前年の回答を見ながら、また新たな状況に照らし合わせながら、「ここを補強しよう」とか「この実態を盛り込もう」とかほぼ全ての項目を検討し直しているからです。
●年間通じて様々な要望や申し入れを行いますが、それらは担当部署の責任者に渡します。直接知事に手渡す機会はこの予算要望の時だけ。県議団のメンバーから、知事に一言ずつ強調したい点を述べますが、その言葉のたった一つでも知事の印象に残り、実行のきっかけにならないものかと思います。
住民の暮らしに寄り添う県政を目指して! (2022.11.4)