●予算要望をまとめる合宿、今年は8月1日から3日に行いました。
昨年の要望と回答は127ページ。子育てから、教育、医療、介護、障害福祉、雇用、まちづくり、エネルギー、防災、人権、消費者問題、基地問題まで、実に多くの要望や問題点があります。
昨年の回答や昨年からの状況変化を踏まえながら、議論をしていきます。
議員の守備範囲は人生と社会の全ての場面に及ぶことを、しみじみと感じます。
●この予算要望をまとめるにあたっても、各団体との懇談は大切です。主に閉会後の実施でしたが、33団体と懇談をしてきました。未実施のところもまだあります。
選挙をはさんでの懇談は、1日5件になることもあり、結構ハードでした。
しかも様々な団体の話を伺う度、重たい実態が胸に迫ります。
例えば、視覚障害の方の仕事の場がどんどん失われている実態、度々要望しても確保されない安全に歩ける街、命がけで毎日暮らしている状態です。
また教育委員会が、特別支援学校の一形態として用いている末広校舎の実態も、今回の懇談で初めて知りました。老朽化のために使わなくなった市立小学校校舎に、障害のある小・中学生が押し込められ、敷地内にある同小学校の生徒がけがをしてはいけないからと、体育館も、グランドも使用できないという実態を聞き、仰天しました!
●懇談の強行スケジュールの合間に他の仕事もある訳で、まだその報告もつくれていないところが大半で、合宿に突入しました。
3日間合宿しても、毎年仕上がりません。今年も半分は残ってますねー。
合宿後も議論は続くのですが、私は、9月に予定されている本会議質問の準備も気がかりです。合間に、特別委員会も入っていますし、決算委員会もその後に控えています。
と言う訳で、気ぜわしい中での合宿です。
●今年の合宿には、新しいメンバーの石田和子議員と上野たつや議員が加わっています。さらに前議員団の加藤なを子さんと木佐木ただまささんが参加しました。
「アーこの語り久しぶりに聞くよね」と思ったり、「あ、こういう指摘彼らしい」と思ったり。
前期6人に新しいメンバーが加わっていたら、議論も実際の議会活動もさらに豊かになっていたのにねえ、と感じたものです。
懇談の重みをしっかりと受け止め、予算要望書にまとめられた内容を軸に今年も取り組み進めます! (2019.8.3)