●武蔵小杉駅近辺のタワーマンション林立・人口集中と駅の混雑が話題になっています。マスコミでも度々取り上げられ、まちづくりを問う声が大きくなっています。
そんな中で、嬉しい知らせが飛び込みました。7月17日に川崎市とJR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和対策を発表したのです。
本年4月に、新南改札に臨時改札口を設け、南武線下りホームの一部拡幅が行われていましたが、今回、横須賀線下りホームと横須賀線北側改札口が新設されることになりました。
●「武蔵小杉駅をよくする会」がつくられ、2016年12月から署名が始まりました。市議や私も取り組み、駅調査・JR東日本及び川崎市への申し入れなども行ってきました。今回、その要求項目6つのうち、駅員増員による安全対策含め4項目が実現の運びとなりました。
「切実なそして道理のある要求は支持される」という事を、うれしく実感しています。署名は約一万筆寄せられています。
●23日に、今回の改善の報告と残るホームドア設置と増便・増車両を目指す署名活動を行いました。
この日は1時間で署名45筆、チラシは120枚という状況、カンパも寄せられました。この日の様子が26日付赤旗に掲載されました。
私はこの日、残る駅改善の課題とともに、まちづくり見直しの必要性を訴えました。
「駅混雑が緩和されても、この町の他の課題は残されています。ビル風・どんどん狭まっていく日照・保育園不足・学校の超過密・町のコミュニティ等々、こんな町になることを誰が望んでいるのか、喜んでいるのは大きな利益を上げているデベロッパーだけではないのか、川崎市は規制緩和を続け、タワーマンション林立と過度な人口集中を招いています。住み続けてきた人たちがたまらず悲鳴を上げています!新しくマンション入居の方も、駅混雑と保育園不足にこんな筈ではなかったと困惑しています!」
既に17棟の超高層ビルが建ち並び、さらに建築中含め5棟が予定されています。「もうやめてほしい!」というのが住民の切実な声です。(2018.7.23)