●様々な思い込めて2018年を迎えました!
例年のように、1日の0時から2時まで、おおば裕子市会議員、地域の方とともに大戸神社で参拝に来た方にご挨拶をしました。
今年も、「神様と共産党か」とぼそっと言っていく方もいましたが、一昨年は「受けるう~!共産党と神社~!」と笑い転げて話し込んでいく方もいました。
●神社と共産党、相いれないと思う方が多いという事ですよね。
マルクスの「宗教はアヘン」という言葉もありました。これをもって日本共産党は宗教を否定していると思われているのかもしれません。
でもマルクスは同時に、「宗教は悩める者のため息」とも言っています。
ただし、当時のキリスト教の果たした役割は、確かにアヘンに近いものがありましたね。国王の専制政治と一体になって民衆の苦しみに対し、忍従を強いました。これを象徴的に言うと「アヘンだ」になります。
宗教自体がアヘンなのではなく、「アヘンの役割を果たすべく使われることが少なくない」というのが、より正確な言い方だと思います。
その点で、宗教が、国家或いは政党と一体になることは避けなければいけません。国家が信心を利用し国民を総動員することはあってはならないし、政党と宗教は目的が違う上に、信心は科学的な見方・合理的な判断等と相いれない場合も多いからです。
ちなみに日本共産党は、綱領で「信教の自由を擁護し、政教分離の原則の徹底を図る」と明記しています。私はごく当然のことだと思います。
●場所柄のせいか、お正月のせいか、殆どの方が丁寧に頭を下げて返礼してくれます。
話し込んでいく方も多く、なかなか貴重な場です。顔なじみになっている方も、初めての方もいます。共産党を支持しつつ、結構無理なこと言ってくる方もいましたが、今年はその方来ませんでしたね。
●激励も多くありました。今年最大の闘いは憲法と沖縄です。安倍政権は、今年国会発議を行うとしています。憲法9条を守れるか否かの闘いは、3000万署名と共闘にかかっています。
沖縄も2月の名護市長選挙・11月の県知事選挙と続き、何れもオール沖縄と国との闘いです。新基地建設を許すか、沖縄の命と自然を守れるか、ぎりぎりの闘いです。
日本の国のありようを決する2018年が、始まりました。皆様、今年もよろしくお願い致します。(2018.1.1)