君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

「ヘイトスピーチ解消法」めぐって

2016年6月6日

 5月24日のヘイトスピーチ解消法の成立を受けて、私達は申し入れを続けてきました。

   法の趣旨を十分踏まえることを求め、県議団として25日に県警本部長あての申し入れを行いました。

 ついでデモの許可をしないことを求める要請を、26日には「ヘイトスピーチを許さない川崎市民ネットワーク」の方たちとともに川崎警察署に対し、6月2日には共産党の国会議員・市会議員とともに中原警察署に対し行ってきました。

中原警察申し入れ

 当初、「川崎区でデモを予定」とされていたため川崎署に対し行ったのですが、急きょ中原区に変更したことを受けて、中原警察署に赴きました。中原署はすでに申請を受理していましたから、許可しないことを強く求めました。

 

 そして法施行日である3日夕方には、神奈川県警公安委員会に対して行う予定でいました。ところが、昼過ぎに早々と公安委員会が許可したとの報が!

 デモ申請許可は開催の24時間前までには行うこととなっています。今回は新しい要素が加わりぎりぎりの選択が行われることから、決定は4日と思われていましたが、なんとその一日前にあっさりと。

 私達は急きょ、「抗議と要請」に切り替えて、畑議衆院議員、市古市議、藤井県議・木佐木県議・君嶋、さらにあさか・椎葉参院予定候補で神奈川県警に向かいました。

 

 公安委員会室長は「公安委員が既にいないので、許可の経緯・内容に関してはわからない」の一点張り。

 私達は、法の施行、川崎市の公園使用不許可の態度、横浜地裁の桜本周辺でのデモを禁止する仮処分、これらと連動した警察の態度が求められているにもかかわらず、許可したことに強く抗議しました。

 同時に予定出発地は関東労災病院の前であること、向い側の平和公園では「平和をきずく市民のつどい」が予定されていることから、これらを侵害することがないよう求めました。

 県警申し入れ

 警察の一連の対応は他の機関に比べて異例づくめ。川崎署では会議室に全員を入れることをめぐり40分を超えるやり取り。でも申し入れ書手交時の撮影は建物外なら可となりましたが、中原警察では手交時の撮影はもとより、敷地内撮影禁止。

 県警に至っては、ビル風が猛烈に吹きまくる中、当初はビルに入ることも議員以外は許さないといった態度でした。何とか全員建物内には入り、一階のロビーでの申し入れとなりましたが、もちろん敷地内撮影禁止。差別行為への対応とともに今後の課題ですね。

 

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