26日のかなフィル裁判勝利に続き、素敵な日となりました。
東京地裁で緑陽苑佐藤さんの裁判判決が出されました。神奈川県労委の不当労働行為救済命令が全面的に是認されました。
報告集会では、星野弁護士の説明に続き、次々と喜びの声が寄せられました。
同時に、この法人の下で困難を強いられている施設の実態も訴えられました。
現理事長の下で大量離職が続いています。毎年30人もの職員が職場を去っています。十分な補充も行われないまま、残業を前提にしたシフト勤務が作られ、職員が大変な苦労をしています。
この結果、利用者については「ケアの質の低下」を生み出しています。重大事故も懸念される状態で、現実に「離設」や「小火(ぼや)」も起きています。
この法人は佐藤裁判以外に多くの裁判・争議を抱えています。これらの解決が切実に求められています。「高齢者の権利と暮らしを保証する施設」そして「誇りをもって福祉の仕事を進められる職場を」一日も早く実現しなければなりません。
私も県議会を通じて、社会福祉法人に対する指導について、神奈川県がしっかりと役割を果たしていくことを求めていきたいと思います。(2015.11.27)